高学年ガイダンス
ビバ!高学年!
高学年というと、
「斜に構えている子がいる」だとか、
「なかなかいうことを聞かない」だとか、
現場では結構マイナスの言葉を聞くことが多いか…と思います。
(そういう言葉を聞くのは私だけ!?)
今までの教員生活を振り返ると,ほとんど高学年の担任の私。
子ども達や保護者との関係もあまりうまくいかなかった時期もあります。
しかし、やはり基本的に子ども達と楽しく過ごせているのは
「仮説実験授業」や「たのしい授業プラン」のおかげじゃないかな?と
思っています。
仮説実験授業って??
仮説実験授業とは「科学上の最も基本的な概念や原理的な法則を教えようとする授業」です。本格的な科学の授業です。
それを聞いて「えー、難しそうだし、本当に子ども達が喜ぶの!?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、本当に「子ども達が楽しく喜んでいる様子がわかる」授業なのです。
そして教師も子ども達の素晴らしさを発見できる、そんな授業です。
仮説実験授業の進め方は、難しくはありません。
授業書というものをクラスの人数分印刷し、授業書にかいてある実験道具を用意して授業書の通りに進めていけば大丈夫だと思います。
ただ、予備実験をして、実験結果を教師側が知っておくことは大切だと思いますし、一度実験をしていれば子どもの前でも落ち着いて取り組めると思うので、予備実験は必ず行ってほしいと思っています。
詳しい進め方は、『仮説実験授業のABC』(仮説社発行)におさめられています。そちらをご覧いただけたらと思っています。
また、その他にも 仮説社HPに『たのしい授業 見本誌2021年春号』【ダウンロード版】があります。
そちらに中村文資料・仮説実験授業を始めよう というマンガが掲載されています。
こちらのマンガは、『仮説実験授業のABC』を参考にして、実際に私が授業を進めているのをまとめたマンガになっています。
なんとこのマンガ、仮説社note にも掲載されている&仮説社YouTubeでも動画を公開しています。
こちらを見てもらえたらいいかな?と思います。
また、細かい授業メモや実験の仕方が掲載されている「授業ノート」というのもたくさんの研究会会員の方々が出しています。
一部仮説社でも取り扱っています。
その授業ノートがあると、結構安心して授業に取り組めます。
ちなみに授業書販売についても仮説社で取り扱っています。
書店では購入できません。
通信販売か、直接仮説社に行って買うことができます。
詳しいことは,仮説社HPをご覧ください。
どんなことやってるの?
私が実際に行ってきた授業について、各教科ごとにまとめてみました。
<国語>
・漢字練習は、マッキーノで
・絵本教材として、《もしも原子が見えたなら》
<社会>
・テスト対策、マッキーノ
・世界の国旗を見て、歴史や地理を学ぼう《世界の国旗》
<体育>
・4月は必ずドラクエドッジボール
・『たのしいマット運動への道』(峯岸昌弘著・仮説社)を読むと、器械運動が苦手な私でも教えられます。
などなど…。
でもこれらの実践は、私が作ったというわけではありません。
いろんな方の実践を読んで(または、体験講座に参加して)
「わぁい。これおもしろそう!やってみたい」→「まねしたい」→「子ども達とやってみた。たのしかったー!」という連鎖が、今の私を作っているんだと思います。
たのしそうなことにすぐにとびついちゃうので笑
とはいえ、
「一体どんな授業なんだろう?」
「最初からこんなのできないかも‥‥」
と思われる方もいるかと思います。
私も初任の頃を思い出すと、こんなにたくさんやるなんて‥‥無理です笑
教師を続けていく中で、たのしいことのレパートリーが徐々に増えていったんだ と
思っていただけるとありがたいです。
そして、「えーナニコレ?おもしろそう」というものが1つでもあったら
やってみてもらえるといいなぁ~と思っています。
そして、子ども達と一緒に「たのしい」気持ちが共有できたら
幸せだなーなんて思いながら記事を書いています。
何かの参考になったら、うれしいです❤
最後に、5年生の子ども達との会話をマンガで紹介します。
詳しく知りたい という方は、春休みに東京(王子)・兵庫(尼崎)で体験講座なども行われます!
もしよろしければ♪
なお、そのほかの教科や、席替えの時に行っているゲームについては、下記から見ることができます。
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