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ヘルスケア企業に勤めていながら、うんこをなめていました。

私も今まで、うんこをなめていた。といっても、物理的になめていたわけではない。

健康な脱糞がこんなにも気持ちいとは知らず、侮っていたのだ。

こんにちは、佐伯直哉(@kidonsek)です。

まずはじめに、冒頭から汚い話をしてしまったことをお詫び申し上げます。それでは引き続きうんこの話をさせていただきます。

小学生のようにただ下ネタとしてお話するわけではありません。健康文脈にてお話ができればと思います。

上述の記事に出会って腸内環境改善に取り組み始めたんですが、取り組みの結果驚くほど便通や改善し、寝起きまでもがよくなった気がします。その素晴らしさをシェアしたかった、というのが今こうして糞記事を書いている理由となります。

改善前後の話と実際に行ったことを書いていますが、具体的な方法だけ知りたい方は、「取り組んだこと」という見出しまで飛ばしていただければと思います。

腸内暗黒期

「腸活」というワードが流行ってから4年半経つそうです。〇〇乳酸菌などと銘打った商品がコンビニやスーパーの棚に頻繁に並ぶようになりましたね。

ミーハーな私はマーケティング戦略の手のひらで愉快に踊りながら、いろいろな商品をとっかえひっかえしていました。しかし、満足のいく腸内環境改善まで至ったことはこれまでありませんでした。

(Google Trends 「腸活」の検索トレンド)

振り返ってみると、そもそも大学に進学して一人暮らしを始めるまで、(多少お腹をこわしやすいと感じることはあったものの)便通に悩まされることなんてほとんどなかったと思います。

ところが、一人暮らしを始めて自分の好きな食べ物を自由に食べれることに味をしめてからというもの、ラーメンや肉など偏食&暴飲暴食の限りをつくした結果、

・3日連続で出ないことも珍しくないほどの便秘
・久しぶりに催したとしても、戸を閉めてから水を流すまで20~30分かかるほどの難産
・拭き取るにしても出血するほどのトイレットペーパーが必要だったり(そのため私はウォシュレット付トイレでないと出せません)、便器を汚してしまうことも...

病気や腹痛などの直接的な被害はなかったものの、純粋にトイレに費やす時間がとてつもなく長く、下手すると1日の5%弱をトイレに費やしてしまうという間接的な被害が出ていました。

(ちなみに人が一生のうちトイレで過ごす時間は3年だそうです。80歳まで生きるとして、私の場合は1年多い4年間を、うんこだけで費やす計算になってしまいます。)

快便だったときにトイレに費やしていた時間と比較してしまうと、QOLという観点でも課題意識を感じられずにはいられない状況。しかし一方で、どうしたらいいのかわからない状況が続いていました。

取り組みを開始してから改善し始めたこと

まず、先に挙げた3つの悩みはかなり改善することができたと思います。

毎朝起きて同じ時間に、というような超理想の快便とまではいかないものの、改善できたことは素直に嬉しかったです。一方で、今まで約10年ものあいだ、トイレにあれだけの時間を費やしていたというのがとても悔やまれます。

また、便通に関する悩み以外でも改善されたことがあります。

・使用後のトイレのニオイが気にならなくなった
・おならのニオイが気にならなくなった(家でダイソンの空気清浄機を使っているんですが、おならをしたときの空気の汚染度が気持ち低くなった気がします)
・朝すっきり目覚められることが増えた
・こころなしか肌質がよくなった気がする

下2つは今回の取り組みに直接関係があるかはわかりませんが、体の中での腸の重要性(栄養の吸収やホルモンに密接に関係していること)を考えると、少なくとも良い影響はあったのかなと思います。

取り組んだこと

まず大前提として、人体に関することに絶対的な正解はありません。99%効果がある方法があったとしても、自分の体は1%側かもしれません。

そう考えると、少し試したけど効果がなかったからやめようと諦めてしまうのではなく、自分に効果のある方法を、継続しながら探していくのが大事かと思えてきます。

その前提の上で、腸内環境の改善に関して、できることは多岐にわたれど、ざっくりと分けると腸内細菌を「増やす」ことと「育てる」の二軸の改善をバランス良く行っていくのが大事になります。

腸内細菌を増やす

暗黒期には腸内細菌を増やすために乳酸菌飲料や発酵食品をいろいろと摂っていたのですが、今では摂取しやすさや手軽さを考慮して、腸内細菌が配合されたサプリ(整腸剤)を飲んでいます。

私が今飲み続けているのはビオスリーHi錠で、比較的安価かつ臨床実験データのあるサプリと似た成分配合になっているということでこちらを飲んでいます。

1日3回服用で、粒も大きくなく飲みやすいです。

腸内細菌を育てる

腸内細菌は善玉菌、日和見菌、悪玉菌に大別されるのですが、育てていきたい善玉菌は食物繊維やオリゴ糖をエサに活動します。

私の場合、イヌリン(いろんな植物に含まれる食物繊維)を水に溶かして、とサイリウム(オオバコの種子由来の食物繊維)のカプセルを毎日飲んでいます。

イヌリンはAmazonで売っている粉末状のもので、サトウキビ由来のものを飲んでいます。他のイヌリンは試したことないのですが、こちらのイヌリンはサトウキビ由来のせいかほのかに甘くてとても飲みやすいです。綿あめの味に似ているなと思います。

甘いおかげもあってとても飲みやすく、一方で水に溶かすのが面倒なので、よく粉のまま食べています。「佐伯が白い粉を吸い出した」と怪訝な目を向けられることもありますが、今では慣れてしまいましたね。

困ることで言うと、こちらもサトウキビ由来のせいか結構ベタつきます。デスクにサーッとこぼしてしまった日には、デスクが地獄になるのでウェットシートを常備しておくとよいでしょう。

あと飲み始めはかなりオナラがでます。善玉菌が食物繊維をエサにガスを発生させているためなのですが、オナラがしにくい環境だと結構しんどいです。おかげで音を出さずにオナラをする術を身に着けました。ただ、悪玉菌がメタンガスを発生させるのに対し、善玉菌は水素ガスを発生させるのでニオイはほとんどありません。

もう1種類飲んでいるサイリウムは腸内改善だけでなく糖尿病や肥満などにも効果があるとも言われている食物繊維です。

ただこちらはめちゃくちゃ飲みにくいです。雑草の味です。

私が飲んでいるのはカプセルにサイリウム粉末が入ったものなのですが、カプセルじゃなかったらマジで飲めないなこれ。ってくらい苦手でした。カプセルに封印されながらも強烈な草のニオイを発してきます。カプセルという文明の利器をここまでありがたく感じたことはないかもしれません。

ただ、飲んでいるサイリウムもカプセルがかなり大きいのでどちらにしろ飲みにくくはあります...。

(サイリウムは水を含んで膨張する食物繊維なので、水分を取らないと窒息や便秘を引き起こします。必ず水と一緒に摂取しましょう。)

まとめ

いろいろ試してきて、効果をとても感じることができたのはここらへんです。

やはりどんな方法も個人差があるため、トライアンドエラーを繰り返すのが一番です。もはや人生100年時代とも言われるので、長い人生を充実して過ごすために、長い時間をかけて自分にあった健康法を探していくのがいいと思います。

そしてトライアンドエラーをする過程で大切なのは「記録すること」です。

取り組みの前後で、自分の体に生じた変化をしっかりととらえて、記録し、次のアクションに繋げることが大事です。

FiNCでは、体重・食事・運動(歩数)・睡眠・生理を1つのアプリで記録・管理することができます。残念ながら便通を記録することはできないのですが、ダイエットの際など入用になった際には思い出していただけると嬉しいです。

取り組みの際、参考にした記事


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