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GIGA スクールの光と闇、未来の⼦ども 〜ICT 教育⼤⼈がこれから求められるもの〜

これまでは、⿊板とチョークと⾔った形での記録でしたがデジタル社会が進歩して⾏く中で、ICT 教育活⽤により⼩学⽣の内から通信端末に慣れておく、また各個⼈のレベルに合わせて学習出来るメリットやそれに伴うデメリット・注意点について述べていく。

今回私たちは『5 ⽉フォーラム ICT 社会を推進する「⼈」を育成する例会』に参加してきました。

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概要
「GIGA スクール構想」
1 ⼈1台端末+⾼速⼤容量通信ネットワーク
多様な⼦どもたちを誰 1 ⼈残す事なく、個別最適化され、資質・能⼒を⼀層確実の育成できる教育 ICT 環境の実現へ。

今回の例会内容
第⼀部
・⼦ども達を理解と、教師の指導の仕⽅の理解について
1 ⼈⼀台端末を⽀給する事でノートのように使⽤することが可能である。画⾯を⼤きくしたり、友達同⼠で⾒せあったり、今までは書いたり消したりしていたが、そう⾔ったものがスムーズに処理できるようになる。⼦どもの意⾒がスクリーに映し出せるようにする事で、全員の意⾒が取り込めること。意⾒が⾔いにくい⼦達の考えも取り⼊れることが可能にすることが出来る。ただ、「正しい」「間違っている」だけの指導をしてしますと単なる間違い探しになってしまうので、⼦ども達の意欲を下げてしまうので注意しましょう。
⼤事なことは、いろいろな事を共有し合う事である。
・ICT 教育の可能性について
これからは、アナログからデジタルの時代になって⾏く。それに伴い、⼦どもも教員もデジタルを学びのツールとして⾝につけなければならない。
キーワードは効率的か効果的
効率的とは、デジタルを活⽤して⾏くことで時間短縮になる。進度・習慣への近道になる。効果的とは、デジタルを活⽤して⾏くことで話し合いの場が深まる。学⼒の向上の近道になる。
・ICT 教育の課題について
通信環境の整備、使い⽅とルールであり⼦どもと教員の共通理解が必要である。
教員の情報活⽤の能⼒の向上であり、授業⽀援ソフトなどを利⽤し、資料の配布や回収能⼒を⾝につけること。
デジタルと、アナログのベストミックスを図ることである。

第⼆部
パネルディスカッションゲスト紹介
「⻤頭恵助」
名古屋市⽴⼩中学校PTA 協議会会⻑

「⻄⼭茉希」
モデル・タレント

「磯部征尊」愛知教育⼤学
想像学科系技術教育講座教授
この 3名でネルディスカッションが⾏われました。
主に、今後のネット社会、モラルについてのディスカッションとなっていました。便利になるという事はそれなりの注意点が必要だという事、⼦どもだけでは無く⼤⼈である⾃分⾃⾝のあり⽅を学んでいかなければならないとの事でした。

これ迄は⿊板を使⽤したアナログ⽅式で教育をしてきた中で、タブレットを使⽤することはあくまでツールだという事を理解して貰うことが⼤切であり、⽣徒の前に教師の⽅々に使い⽅の理解を深めること、デジタルを活⽤し先⽣⾃⾝が気持ちを表現する。
⼤型映写機などを使いノートや教科書を提⽰していくことや、⼦どもとタブレットを使⽤していき、思い出のアルバムなどを作って⾏くことも良いのではないだろうか?まずは無理なく出来ることからやるのが⼤事!
これまでの授業のようにアナログ⽅式の授業だけで進めて⾏くのではなく、デジタルとアナログを混ぜて⾏くことで、⼦どものレベルによってスキルアップすることが出来る。
また、今では⼦どもの⽅が教師の⽅々よりタブレットについて詳しかったりもする。
こういった知識に制限をするのではなく、タブレットを使⽤していきインプットしたものを学校の授業を通してアウトプットして⾏くことでより理解を深めることができ、⼦どもたち⾃⾝で理解し選び抜く能⼒を向上させることでこれからの未来の ICT 社会の推進に⾮常に役⽴って⾏くのではないのだろうか。

上記に伴うデメリット
ツールによるモラルや不正サイトによる被害タブレットを使⽤して⾏く上で、インターネットを利⽤してより多くの情報を⾒て聞いて⾏くことで良い情報だけではなく、危険なサイトの知らない内にログインしてしまう事やワンクリック詐欺などの危険な情報も⼊ってきてしまう。また、モラルの教育が必要不可⽋である。まだ社会において未発達の⼩学⽣にこういったツールを利⽤させると⾔うことはそれなりの制限の発達、社会的いじめなど
についての理解を教師の⽅々により念⼊りにし、セキュリティ強化をして頂く必要がある。

教師の現状
現在の教職員の⽅の意識があまりにも低いことから、ICT 教育に踏み込むスタートラインにも⽴てていない。名古屋市には約 200 の⼩学校があるが取り⼊れているのが、8校しかない現状である。当然といえば当然なのかもしれない。これ迄の教育の形とはほぼ真逆の⽅向性であり、やり⽅が確⽴されていないため、⼿を付けられない学校が多いのではないのではないのだろうか。

取材を終えて
これからの ICT 社会の推進には⽋かせない知識となり⼩さい頃から端末やツールに慣れておく事はとても良い事だと思います。しかし私は、⼩学⽣、中学⽣の間はアナログの教育のままで良いのではないかと考えおります。外に⾏って写真を撮る事で思い出を残すので無く、沢⼭遊び⼼にお⾝いでを残す事、勉強も全て分かりやすくしてしますのでは無く、筆記
⽤具を使い板書、教科書を使い⽂字の読み書きを⾏うことに考える⼒が⾝につくと考える。


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