iPadのキーボードは魔法の鍵〜ELECOMに感謝を込めて〜

iPadを先輩にもらった。2024年の4月ごろだったかな、仕事でiPad使うんですよね。と話したら、2台持ってて、1台持て余してるからあげるよと言って、くれた。

流石にタダではなく、ちょっとお金を出したが、それでも中古で買うよりはるかに安い。生まれて初めてのマイiPad。第5世代。先輩のお下がり。買ってから5、6年は経ってると聞いた。確かにケースはだいぶ年季が入って壊れかけてたけど、物を大事にする先輩だからか、iPad本体は年数を感じさせなかった。

早速自分好みのアプリを入れて、カスタマイズして使い始めた。仕事の資料も見やすく整理して入れて、YouTubeとかネトフリも見れるようにして。やっぱりスマホの小さい画面と比べたら、資料も動画も段違いで見やすい。wi-fi環境がないと、ネットに繋げないのがたまに傷だが、最近はどこでもWi-Fiが飛んでいるし、動画などのコンテンツはあらかじめダウンロードしておけば、電波がなくても楽しめる。iPadは休憩時間のお供にもなった。

だが、しばらく使っているうちに不満が一つ出てきた。入力がめんどくさい。スマホなら片手でフリック入力できるが、アイパッドともなると、大きすぎてフリック入力できないし、どう頑張っても素早く入力が出来ない。まあそのくらいの不満は耐えねばならんな…と思っていた時、先輩に相談したら、iPadに専用のキーボードがあることを教えてもらった。

入力が絶対に楽になる!!欲しい!!と家電量販店に直行。アップル製品のコーナーに向かった。可愛くないお値段のキーボードが並ぶ。何とか給料日がきたら、買えるかなと思って物色してた。だが、よくよく見るとiPad第5世代に対応したキーボードは売っていなかった。それもそのはず、第5世代の販売は2017年。製品のサービスも終わろうとしているのに売ってるはずがなかった。残念無念。


私は元々喋るのが苦手で、何かモヤモヤしたら、何かに書いて心を発散させていた。だが、近頃は仕事が忙しくなったことも影響し、書くのも、PCを開くのも、アプリに文字を打つのも億劫になっていて、心のモヤモヤをそのままに放置していた。何も見ても感じても、そのまま受け流していて。心も頭もだんだん閉ざされていくようだった。

そんな時にスマホのように気軽に操作できて、尚且つ長文を打つときにストレスがないように思わせる、iPadとキーボードのコンビは魅力的だった。キーボード書いたいな、ないなら、新しいiPadとキーボード買っちゃおうかな。でも高いなあ、どうしようかな、そう悩んでいた時だった。

AmazonでiPad第5世代に対応する、ELECOMのキーボード付きiPadケースを発見したのだ。しかも値段は1万円しない。中古だと5千円以下。迷わず購入した。購入して、Bluetoothで繋げて、今使い心地を試している。今のところ問題はない。文字の変換がまだ慣れないくらいだ。入力してる感じはとても良い。これでこの価格はとてつもなく満足だ。しかもキーボードは一回充電をマックスにしたら、1年は充電しなくて良いらしい。すごくありがたい。

これからモヤっとしたら、すぐnoteを開いて、ぐちぐちと言葉を吐き出し、心を押し留めずに暮らしていくことができるだろう。ありがとう、ELECOM。ありがとうキーボード。ありがとうiPad。どうぞこれからもよろしくね。

さて、このキーボードに出会う前に我慢できず買ってしまったMacBook Proは出番があるのやら。宝の持ち腐れにならないようにしないとね。

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にゃんこ
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