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soular
連載手紙風SS:3通目
『天才なぼくからきみへ100通の手紙』
雲の下で暮らすみんなへ
さて、この間はみんなに出会った日のことを書いたので、今回は初めてみんなの家に行った日のことを書きますね。初めて会った日に、まっさきにぼくを抱っこしてくれて、家族に迎え入れてくれて、とっても嬉しかったけど。いざ家に行ったときは、とても緊張しました。
家に入り、リビングでおねえちゃんの膝の上に座るぼくを、おとうさんやおかあさんやおにいちゃんが期待するような目で眺めてるんですよ。ぼくはどう反応するのが正解かわからなくて。おねえちゃんの膝の上で、ちょっとだけ漏らしてしまいました。おねえちゃんはその場で何も言わないで、こっそり着替えて隠してくれましたね。
この時、ぼくが失敗しても優しく見守ってくれるんだろうなって、すごく安心したのを覚えてます。きっとこの家でうまくやっていけるって思ったんですよ。ああ、懐かしい。まだまだ書きたいことがたくさんあります。
次の手紙を待っててくださいね。
空の上で暮らすぼくより
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↓前回
#創作
— 夏巳(藤田ナツミ) (@N_natsuo) March 18, 2024
天才なぼくからきみへ100通の手紙 / 3通目
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※みんなのフォトギャラリーから素敵な写真をお借りしました。ありがとうございます。
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