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漬け酒100レシピマラソンを始めてみる

癖になるフルーツの漬け込み酒。この「癖になる」とは飲むほうではなくて漬けることのほう。ちまたではインフューズド〇〇(〇〇にはベースのお酒が入るよ、ウォッカとかラムとか)とか呼ばれてるみたいだけど、私にはちょっとおしゃれ過ぎちゃうから漬け込み酒がしっくりくる。

果物やスパイスが沈む瓶の姿も愛おしく、そして何かを漬けるという行為は丁寧な暮らしを連想させるというか、家事ができる人に見えるから不思議。瓶ものにはそういう魔法があると思う。

漬け込み酒がなぜ癖になっているかというと、コロナ禍での過ごし方が起点となった。夫はバーテンダーで数年前から漬け酒を店で提供しているので、フルーツやスパイスの漬け込み酒のノウハウがあったけど、家ではなかなか漬けてくれなかった。その理由は、家で飲むなら手軽さからビールやワインの出番がほとんどで、漬け込み酒を作っても消費しきれないこともあったから。何が飲みたいかではなく、つい簡単にグイッといけちゃうものを選んでしまっていた。

5月6月、夫が働く店の休業に伴い自宅にいることが多くなった夫が、メニューの思案中に家でいろいろなカクテルを作ってくれた。試作している期間は、缶ビールが晩酌だった食卓が格段とおしゃれになった。そしてそれは自粛が続くストレスを緩和してくれてたと思う。

二人で楽しめることがあるのはいいことだし、夫婦で運営しているギャラリーでも提供できるし、これは漬け込み酒をもっと作ろうと決めました。現在4種類(バナナ、パイナップル、レモン2種)を漬け込み中(ほぼ完成)。私も作ってもらうだけじゃなくて、ハイボールやカイピリーニャの作り方も教えてもらって、なんちゃってバーテンダー気取りを楽しんでいる。

氷砂糖を使うので甘い過ぎると思われがちな漬け込み酒ですが、ハイボールにすると食事にも合う!甘いから食事には合わないかなあなんて心配は吹っ飛んだ。

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まずはバナナ、パイナップル、レモン2種の漬け込み酒が出来上がったので、いろんな飲み方や使い方を楽しんでみたいと思う。


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