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『国境の南、太陽の西』を読んで。


こんばんは。
今日は読書感想文を書きたいと思います。

本日はタイトルにもある通り、こちら。

村上春樹 | 国境の南、太陽の西


主人公に共感できてしまう部分がたくさんあった。
それはいいことなのか、
悪い事なのかわからないけど。

なりたい自分はたくさんあって、色んなことに手をだして、色んなペルソナ(思うに人格)になりたがるけど、結局自分は自分でしかないのだと思った。

諭されて自分で答えを出していたけど、やっぱり自信はないし、決められないし、何が正しいのかわからない。人間ってそういうものだよな、と思うと何だか安心した。

春樹作品は、私にはまだまだ読み取れない事が多いけど、要所要所で共感できる部分や、気付きがあって面白い。
これからもたくさん読みたいな📚

まだまだ読んでない作品はたくさんあるから、楽しみだー!

そして今日は紀伊國屋書店で、3冊買いました。
江國さんは小説トリッパーで少し読んだ事があったのけど、やっぱり素敵なお話しだったので読むのが楽しみです♪

①江國香織『川のある街』

②吉本ばなな『イヤシノウタ』

③BRUTUS新刊

BRUTUSのジャズは、詳しくジャズに触れたいと思ったので買ってみました。
とりあえず初心者なので、雑誌にも載っていた「ジョン・コルトレーン」を聞いてみていますが、最高ですね…ピアノをやっていたので早速お気に入りになりました。

本当はBRUTUSだけ買うはずだったんですけどね。笑

でもいいのいいの、愉しみを買ったんだから
と言い聞かせてそろそろお風呂を出るとします。

明日からまた仕事がんばるぞ。

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今回の村上春樹の本は女性が足が悪く引きずっていた。なんかそういう少し人と違う特徴をもったものは、時に魅力するものがあるのだと感じた。

私は20代のいつからか、原因不明の神経麻痺がある。歩き方の変な自分を悟られないようにいつも隠して歩いている。

麻痺が原因で足首が上がらず、家の中で転けて指が折れたことだって。
ちょっと頑張ったら小走りができる(走り方はいささか変だが)絶妙な不便さは、完全に障害がある人からも健常な人にも共感はできないだろう。

でももしかしたら、それは一つの魅力なのかも知れない。30代になって、私は自分のことがだんだん好きになっていることに気づいている。
なぜがはまだわからない。時には不甲斐なさや馬鹿さに呆れることもあるけど。

とふと思ったことを書いてみた。

2.23 追記


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