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リキ日記_足跡

ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。

我が家のハリネズミの名前は、リキという。


砂場は、リキがトイレをここでしてくれるかもしれないということで購入したのだが、全く無意味だったと既に報告しているが、最近、砂場に足跡を発見するようになった。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

ひょっとしたら、リキが、砂場に興味を持ち始めたのかもね。


その足跡は、毎日頻繁に形を変えたり、カメラの位置が大きくずれていることは認められないので、リキが砂場に入り込んでいるとしても、ちょっとだけ、入って、出ているくらいの行動なのだろうとは思っている。

だが、少し進歩というか、リキの行動に変化がでてきているのではないかと思われるので、ちょっと、撮り溜めたカメラの映像を確認してみることにした。

たとえば、3/26は土曜日で。リキのケージを大掃除する日である。その翌日の3/27日曜日の朝に、こんな足跡がついていたのだ。

画面下のほうの砂がちょっと除かれているところが足跡だと思われる

3/26の大掃除をしたあとからの映像を、確認していくことにしたのだが、通常の再生速度だと、確認だけでも何時間もかかるので、カメラ再生の昨日である、倍速で確かめていくことにした。

オレンジの帯のところが、動いていたところで、撮影動画が残っている

倍速は、2倍から、4、8、16倍まで、4種類の速度がある。今回は、なるべく早く確認したかったので、16倍速で確認した。

だが、残念ながら、決定的証拠は見つけられなかった。とは言え、リキがカメラや砂場に興味を示すことがあるという場面は、なんとか、確認にすることができた。

カメラに、こんなに近づいて、少し、砂場に入ろうとしている。

リキの顔がドアップ過ぎて右目しか写っていない



家内は、あるプロジェクトに参画していて。仕事が忙しくて、事務所のそばのホテルに寝泊まりしている。日曜日の深夜に戻り、月曜日の昼過ぎにはまた、ホテルに泊まりに行って、そこで仕事をしているのである。


マッサージは、とんと、しなくなった。そのかわりに、家内の健康のことを心配をしている。これならば、マッサージをしているほうが、よほど良かった。


心の中の、リトルkokuroが、ボソリと、つぶやいた。


さっちゃん(注1)がいれば、なんだかんだと話をすることができただろうに。

ひとりで考えるしかないね。


この足跡の顛末てんまつについては、ちょっと長期間かけて確認していこうと思うのである。


やりとりからすると、さっちゃん(注1)は、元気なようである。


だから。


これで、いいのだ。



(注1)我が家の家内の呼称は、「さっちゃん」である。さっちゃんは、女王陛下という別の呼称もある。だが、リキとの関係で、そもそもの飼い主が長男であることから、私は、おじいちゃんだが、家内に対して「おばあちゃん」なんて呼び方は、まかり間違っても、してはならないのである。


家内は、このGIFを、リキだと言い張っていた


磯貝さんの作ったGIFを、家内が「リキくん!」と言って喜んでいたのが、なんだか、遠い昔のような気がしてきた。

磯貝さんは、「watcher」という短編小説シリーズを書かれている。必ず得体のしれない「あれ」が出てくるのであるが、私は、「あれ」は、妖怪と同じように感じている。磯貝ワールドは奇々怪界で妖怪好きの私には、実に面白いのであるが、下に参照した回は、ちょっと切ない内容で。私にとっては、少し考えさせられる内容だった。


てるとさんにもらったリキと、この猫は、なにんだったか忘れた。笑

てるとさんは、ミニチュア作家である。てるとさんの創作活動は全部興味深いのであるが、特に私は、ミニチュア陶器に興味がある。てるとさんは壁にぶちあたるたびに、いろんな試行錯誤・チャレンジをして、乗り越えていくのであるが、ファンとしてはその記事が実に興味深い。記事の更新は、2日の一度と決められている。記事を読み込んで、展示会で実物を拝見すると、なんとも言えず、のめり込んで鑑賞してしまうのである。



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