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福井旅

ゴールデンウィークに突入して2日目の土曜日、気持ちの良い晴れの日だった。私は、長女とミシシ(注1)に乗り、少し遠出に、出発した。

行き先は、福井である。

そして、今回は、今までの旅とは全く違う。というのは、家内がいないのである。

長女が福井行きを提案してきたのは、ゴールデンウィークに突入する前々日の水曜日の夜である。

コジ、福井にダイオウイカ、見に行かない?


そして、早朝に起床し、ふたりでミシシに乗り込み、福井に向かった。そして福井で関西からサンダーバードで移動してきた長男と合流。そして、越前水族館に到着した。

晴天の越前松島水族館

中に入って、かなり探したが、いたいた。ダイオウイカ。

今回打ち上げられたダイオウイカは、小さいそうだ

残念ながら、既に死んでしまっていて。氷漬けで展示してあった。


氷漬けで保存されていた


しかも、触っていいと書いてある。

優しく触れればいいらしい

触ると、それは、やはり、大きなイカだった。集まった人の数が、まずまず多かったが、じっくり実物を見て、ビデオも見て、堪能した。


さて、帰ろうかと思った時、長女が言い出した。

東尋坊と、駅前の恐竜を見る。


長男と、私と。三人で、いろいろと、巡った。

まず、東尋坊。天気も良かったので、景色が良く、気持ちがよかった。

晴天の東尋坊は絶景だった
ついつい、イカ焼きを食べた

その足で、雄島に渡った。島を一周した。灯台も見て。お守りも、大湊神社で手に入れた。

300mの橋を渡ることにした
灯台が綺麗で

その後、回転寿司でちょっとお腹を満たした。回転寿司と言いながら、チェーン店のように、一皿100円ではない。全て、長男と長女が注文し、直接テーブルに出てきた。

ノドグロも、鰻も、アナゴも、ハマチも。すべての具が大きく、新鮮で美味しかった。日本海の幸を満喫した気分になった。

くるくるすしで海の幸をいただくことにした
もちろん、ノンアルコールだ

そして最後に、福井駅の恐竜を見た。動き、声も出す。長女は、かわいい、可愛いを連発して、大喜びだった。

本当は、長女と交代で運転して帰京するつもりだったが、関西に帰るという長男を、新幹線代を出すからと口説き落とし、ドライバーとして、結局家まで運転させて帰宅した。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

新幹線代だけならば、ちょっと、割が合わないかもね。


長男が日曜日1日、我が家にいて。次女も大喜びで、3人で喋り尽くしていた。



心の中の、リトルkojuroが、ニコリとして、つぶやいた。

子供たちが仲が良いというのは、いいね。助かるね。


週が明けて5月2日の月曜日の早朝、長男は、関西に向けて帰っていった。私は、駅まで送り、楽しかった。ありがとうと伝えた。


とにかく、今回の福井の旅は、私にとって、忘れ得ぬ旅になった。



家内は、あるプロジェクトに参画していて。仕事が忙しくて、事務所のそばのホテルに寝泊まりしている。日曜日の深夜に戻り、月曜日の昼過ぎにはまた、ホテルに泊まりに行って、そこで仕事をしているのである。


マッサージは、とんと、しなくなった。そのかわりに、家内の健康のことを心配をしている。これならば、マッサージをしているほうが、よほど良かった。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

さっちゃん(注1)がいたら、もっと楽しかったかもね。


やりとりからすると、さっちゃん(注2)は、元気なようである。


だから。


これで、いいのだ。




(注1)長女の車には、ミシシという名前がついている。なぜミシシなのかは、いずれ、記事にすることも、あるだろうと思う。

(注2)我が家の家内の呼称は、「さっちゃん」である。さっちゃんは、女王陛下という別の呼称もある。だが、リキとの関係で、そもそもの飼い主が長男であることから、私は、おじいちゃんだが、家内に対して「おばあちゃん」なんて呼び方は、まかり間違っても、してはならないのである。


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