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リキ日記_リキ走の時間帯

ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。

我が家のハリネズミの名前は、リキという。


新カメラを導入してから、リキの観察が、少しやりやすくなってきた。

新カメラは、動作感知をして、その時々に、録画していく方式である。そして、砂場から、エサ場、そしてそれを通して見ている新カメラは、巣箱から出て来たあとの、リキの様子を撮ってくれている。


感知機能が働いて、リキが動いたところは、オレンジ色のバーで、わかる。

昔のカメラだと、ずっと撮っているので、ずっと映像を回していないと、リキがいつ、どうやって動いたのかが、分からない。そこが、新カメラだと、視覚的に、オレンジのところにバーを持っていくと、どんな動きをしたのかが、わかるのである。

そして、このオレンジ色の部分が太いと、長い時間動いている。逆に、細いと、少しだけ動いているか、あるいは、同じ姿勢でじっとしている。

ある日の朝方の、新カメラの画面である。

朝、4:00より少し前の、オレンジの帯が太いところは、朝のリキ走の時間



そして、夕方の、画面である。

夕方というか、もう、夜だが、19:00前後の、リキ走の時間


リキは、だいたい、朝方の4時から5時の間に、1時間ほど走り、また、19時から20時の間に、また、1時間ほど走っているということが、新カメラの導入で、ようやく、はっきりとわかってきた。

今までは、音で、走っていそうだとか推測して、その時にカメラを見て。あるいは、あとからカメラの映像を追いかけて、それで確かめるしか無かった。

そう考えると、格段の進歩がある。


リキにとって、これが、過ごしやすくなったのかどうかは、少し疑問があるが、少なくとも、熟睡しているのに起こされることもなく。邪魔をされることは、少なくなってきたのだろうと思う。


こうなってくると、いろいろ、知りたいことも、出てくる。今は、冬だ。冬は、1時間ほど走っているというが、1時間弱、というこたえが正しい。しかも、1日に2度走ることは、かなり少なくなってきているようだ。感覚的には、1度に走る時間や距離は、夏よりも短くなったという印象がある。

それが、本当なのかどうかも、確かめたい。暖かくなると、長く走るのか、である。


そして、かねてからの課題であるが、どれだけの距離を、走っているのかを、どうにか、だいたいでもつかみたいものだと思う。

リキの行動は、謎が多い。そもそも、夜行性だからである。

リキは、臆病な性格だが、もう少しスキンシップをしていきたいとは思うが、なかなか、距離感が難しい。生き物と、共に生きるというのは、本当に、難しい。だが、何とか、長く共に生きていきたいものだと思うのである。


そうこうしていると、家内が、笑ってこっちを見ている。脚を指さした。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

マッサージの、ミッションだ。


家内は、マッサージをすると、上機嫌になる。

家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。


だから。


これで、いいのだ。



見れば見るほど、リキに見えてくる

磯貝さんが書いていらっしゃるように、2023年の創作大賞は、磯貝さんが、きっと、とりますっ!笑。というか、そうなってほしいものだと思います。ファンとしては。

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