リキ日記_噛む
ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。
我が家のハリネズミの名前は、リキという。
私のリキを表現する決まり文句は、「吠えない、噛まない、おとなしい」である。
実際、そうなのだ。
だがリキは、最近、成長して大きくなってきて。精神的にも少し図太くなってきているようである。
長女M(注1)が、長男Jの手の上で丸まっているリキの口のあたりに指を差し出すと、カリッと、噛んだのである。
怒って噛みついたというのではなく、エサと間違えて噛んだというのが真実である。
長女の指は、エサに見えたのだろうか。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
リキ、空腹だと、前後の見境が無くなるのかなぁ。
ハリネズミは、動くものを捕らえて食べるというような狩猟してエサを捕獲する習性は無い。落ちている木の実や、虫、すばやく動かない生き餌などは、口にするらしい。
そのため、顎は強くは発達していない。だから、噛まれても、それほど、飛び上がるほど痛くは無いはずなのだが。Mは、こう、言った。
いやいや。ほどほど以上に痛かったよ。なんだよ、リキっ!
リキの、そんなこんなの思い出話を家内に報告しようとして、後ろを向いたら。
ソファーで、さっちゃんが、足を指さして笑っていた。
家内は、マッサージをすると、上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、いいのだ。
(注1)長男はJ、長女はM、次女はHということで、今後は、時々、そう表現することにする。
私は、料理はまったくできない。包丁も扱えないし、鍋を火にかけることもしない。ずぶの素人だ。
いっぽう磯貝さんは、いろいろと料理をしたりするようだ。もちろん包丁の扱いも手慣れたもののようである。だが、ももは皮が薄くて剥きにくいので、ネットで調べたら動画が掲載されていたとつぶやかれていて。
私は、梨すら剥けなくて、動画を探したが、動画うんぬんの話では無くて。単に、私の料理の腕の問題だった。
イヌサフランが毒草だったという話で。てるとさんの奥様が綺麗な花が好きなので、綺麗な花として残そうかと思っているとの話から始まり。
旭川の出展で、ちょっと大きめの、5cm大のミニチュア花器を考えているという話だったが、ちょっと見た限り、私は、この、蓋のある家型の花器、気に入ってしまった。
てるとさんは、いろいろなチャレンジをされる。そのチャレンジストーリーが、私を元気づけてくれる。元気サプリ記事なのである。
■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。
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