予選
数年前から2019年まで。毎年。箱根駅伝の予選会は、見に行っていたのである。ところが昨年から、このご時世になり。観戦できなくなった。
去年もそうだったが、今年も、テレビで観戦した。
わが家には、子供が3人いて。3人の出身校が出場するようにと、3校、応援している。そして去年、3校とも出場し、この、サッポロビールを購入した。
だが、去年、こう思ったのだ。恐らく、3校同時出場は、今後、無いだろうと。
だが、今年も、奇跡は、起きた。
私は、陸上競技部ではなかった。我が家の子供たちの中では、次女が、中学時代、陸上部で中距離を走っていたくらいだ。そんなに、縁があるわけではないが、毎年、箱根駅伝を見る。
毎年、好むと好まざるとに関わらず、ドラマがある。
みんなで襷を繋ぎ、過酷な長距離を、ただ、走りぬくという、その気持ちの強さに、私は、強く惹かれる。
箱根は、なぜ、首都圏近郊のチームだけなのか。全国規模にはならないのかと、いろんな意見もあることは、承知している。
そんな中でも、箱根駅伝は、良いものだ。
予選会で、全29校の出場チームが走り切り、わずか10校しか、本戦に出られない。10位のチームと11位のチームのあいだには、僅かなタイム差でも、大きな違いがある。この、運命の分かれ道にも、毎年、涙せずにはいられない。
この予選で、来年の正月の出場校が決まった。また、予想も出来ない色々なドラマがあるのだろう。
その時私は、また、この、2022年仕様のサッポロビールを飲みながら、見るのだろうと思う。
さて、今年は、どんなドラマが観れるのだろうか。楽しみである。
出来れば、沿道の応援も、いつも通りの応援が戻っている正月であればと、願うばかりである。
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