綴る日記　肆

「昨日大事な人に言われたんです。『自分のキャパ考えた方いいんじゃない？』って。なんかハッとなったんですよね。僕はやたらめったら手を出す癖があります。女の人にじゃなくて、物事にですよ。そんなくせして今まで続いてるものは何個もありません。だとしても、たくさん色々なもの触れて、たくさん機会を得ることが重要なんじゃないのかな、若いうちは。と思い生きてきました。そうすると、いつの間にか何に対しても効率化を求めるようになったんですよね。今このタスクたまっているからこのスキマ時間にやろうみたいな。こうすると、僕は要領がいいわけではないので何かハプニングが起こるとくじけて思考機能停止するんです。そして大事なことを見失っている自分を見つけてしまうんです。暗くなります心が。で、そんな時に隣にいる僕の大事な人を見ると、この人は僕の本来やりたかった生活をしてるんですよね。勉強は大事な時だけ集中してやって、あとは趣味を嗜んでっていう。『余裕がある生活』ですよね言うならば。それをずっと見てると、『大学生』っていうネームバリューにかこつけてもう少し自分のスキなことに目を向けてもいいのかなと思います。そしたらきっと社会人になって『あの時やっていれば,,,』と思っちゃうかもしれませんけどね笑。」