会社員 or フリーランスではなく、"and"という考え方
どうも、こんにちわ。
Graphic/Webのデザイナー長崎弘貴(ナガサキ ヒロキ)です。
「会社員」か「フリーランス」かー。
働く中でこの選択に一度は悩んだ方、多いかと思います。自分もその一人。
デザイン会社に勤めて、「会社員」として10年が経ち、その間、何度もこの選択肢について考えてきました。
今回の記事は、自分がいままでどう歩んできたのかを記録する意味でも、だいぶ赤裸々に書こうと思います。
僕のnoteは、いまの会社の同僚や後輩も読んでくれてて、ひょっとすると悪影響を及ぼすかもしれませんが(笑)
細かいことは気にせず、ありのままの自分を曝け出そうと思います。
それでは。レッツゴー!
1.
いままでの10年間
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先輩や同期、後輩とともに切磋琢磨し、ずっとこの環境で働き続けるんだろうなー、と疑うことなく過ごしていましたが、10年経つとさすがにいろんな変化がありますね。
「WORK」と「LIFE」の境界線も曖昧になる時代で、環境だけではなく、働き方も大きく変化しましたね。
いまでこそ「働き方改革」という言葉が注目されるようになり、ホリエモンや落合陽一さんのように固有名詞が職業みたいな人もいるぐらい、今までの働き方の固定概念に囚われないスタイルが定着してきましたね。
振り返ってみると、7、8年前からそのような動きはあったようですが、時代の変化に周囲が追いついていないのだと気付きました。
自分はというと、20〜30歳までの10年間は周りが見えておらず、ただ「会社員として流れに身を任せ、ただ給料もらって生きる」という取捨すらない一択の生き方でした。
2
固定概念からの脱却
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一択しかない生き方をしてた自分の視野が広がったきっかけは、やっぱり、「いろんな知見に触れる」です。
組織の中にいると特に固定概念に縛られて、似た人間ばかりになってしまうのがコワイところです。
自分は、日々の業務フローの中でデスクワークばかりではなく、外に出る機会が多かったのでいろんな人に会うチャンスはありました。
あと、note初記事でも書きましたが、実際に会える時間は限られてるので、いろんなメディアを使ってみるのも有効です。
よかったらこちらも読んでみてください
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あと、「知見に触れる」方法の一つにやっぱりSNSが大活躍しますね。
使い方次第では、デメリットにもなるSNSですが、宝を見つけるような感覚になる情報の発掘現場です。
SNSで出合う情報は、初めて尽くしで、目を輝かせながら外にはこんなにもすごい人が山ほどいるんだなー、と刺激を受けっぱなしです。
印象的だったTwitterの投稿を少しご紹介。
ハッと気付かされたました。
あと誰だったか忘れたけど、「雑音(愚痴や批判)は、自分が高い場所に行けば聞こえなくなる」ってつぶやいてた人の投稿見て「うわ!」って衝撃を受けましたね。
ここで気をつけないといけないのは、こーゆう人たちは言うだけじゃなく「実行」しているのがすごい。共感して自分も同じ人間になった気でいて勘違いしたら意味がないです。
使い方も愚痴や批判ではなく、誰かの新しい発見になれればといったものを多めに発信すると、自然と似た人と多くつながり自分にとってすごく刺激的な交流の場になりました。
なので、自分も「実行」する意味も込めて、発信側に立ち、このnoteをはじめ、積極的に活動しています。
3
はじめての転職活動
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実は少し前に、今の環境から離れてみようと思い立ち、人生初の転職活動をしました。
結果的には、転職はせず、いまの会社を続けていますが、転職活動をしてよかったなと思います。(負け惜しみじゃないですよ)
いろんな会社を見て、話を聞き、いまいる環境が自分にとってどーゆう場所なのかを客観的に考えることができたからです。
転職活動の中で、給料や仕事内容の他に重要視していたのが「副業」ができるかどうか。会社の業務とは別に個を出していきたい年頃なんで。
いろいろ話を聞いても「副業=幸せ」でなく、どこか妥協している姿が見えたので、なかなかうまくいかないもんだなーと思っていました。
思い切って、今いる会社に「副業させてほしい」「こーゆうバランスで会社員とフリーランスをさせてほしい」といった提案したのですが会社の業務に集中できないのでは、という理由で保留になってしまいました。
この頃が、一番モヤモヤ暗黒時代でした(笑)
少し脱線しますが、自分が転職活動で使っていたサービスをメモしておきます。
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▼いまの仕事では一番理想の求人サイトでしたが自分の理想がわがまますぎてなかった
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▼実際、対面で資料の書き方など相談させてもらって参考になった
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▼Indeedは、あればぐらいで見てた
4
副業ではなく複業
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そもそも、副業ってなんだ? と思い、副業の定義を調べると
とあります。
そもそも、「主」と「副」、「メイン」と「サブ」みたいに優劣をつけるのがよくないのでは? とか、そもそも小遣い稼ぎだけがしたいわけじゃなくて自分の可能性をいろいろ探りたい(小遣いは欲しいけど)など、いろいろ考えてたどり着いたのが「複業」という言葉の存在でした。
今までの考え方って、会社に属して何年か立つと、そのまま属するかフリーランスになり、独り立ちするといった王道の流れがありましたが、会社員をしながらフリーランスの顔ももつ働き方でいいんじゃないかと考えています。
会社は、投資してきた人材をそのまま起用できるし、外で得た情報を会社に還元してもらえる。個人は一定量の安定した収入と保障を得られつつ自分の可能性に挑戦できる。
相互関係にメリットさえあれば。
同じ業種のフリーランスでなくても、農業やりながらデザイナーとか、他分野もどんどん見てみたいって気持ちが大きくなってきました。
いまいる会社が一生、自分の人生面倒を見てくれるのか、ずっと給料くれるのか、って考えたとき、一つの生き方だけではこの先不安だなーと考えるようになり、いろんな道を同時に歩いてもいいんじゃないかと思う32歳です。
5
これからの生き方
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いまの社会や組織、人の動向を見れば、幕末から新しい明治時代へと変化する話によく似ているな、と感じます。
自分が生きてきた道がどうやらズレてきていると知らされたとしても、築き上げてきたものを否定されるのが恐くて、周りを否定し、自分を肯定し続けて心のバランスを維持する。
幕末から明治に時代が変わっても、一部の侍は刀を捨てきれず、変化についていけずに幕末の時代に生きたいとジタバタするみたいに。
これからの時代、数年後、数十年後と変化し続ける社会の中でどう生き方を変化させられるかがポイントだと思うので、変化に対応できる環境・スキルなどの体づくりをやっていきたいと思います。
いま書いたことが、もう古くなってる時代がくることを意識しながら。
photo by unsplash
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