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真田丸第24話について

小田原城が開城となり、それでもなかなか落ちない武蔵の忍城に石田三成は焦りの色を隠せません。秀吉に速やかに忍城を落としてご覧に入れます、と言ってきた手前、焦っているみたいです。城を取り囲んで水攻めにしているのですが、どこからか城内から密偵が放たれ、折角積み上げた土嚢を破っているみたいです。城を取り囲む堤防は広大で、全ての堤防を監視し続けることは出来ず、監視の目を盗んで堤防を破るということを繰り返していて、イタチごっこになっているようです。なかなか北条の兵もやりますなぁ...。

そこへ小田原から戻った真田昌幸登場。

石田三成「奴らは頭がおかしいのか!!」「また堤を破られた。夜な夜な我らの目を盗んで堤を壊していく...」「私には分からぬ!。誰のための水攻めだと思っているのか...折角無駄な死者を出さずに済ませてやろうと..!」

石田三成は無駄が大嫌いです。しかし、北条の兵が皆そう考えているとは大間違いですぞ...石田殿...。エリートにありがちな独り善がりの考え方です。

真田信幸「小田原が落ちてもなお降参しないと言うことは、敵は最後まで忠義を尽くし、ことごとく討ち死にする覚悟かと...」

真田信幸「ならば、我らも覚悟の上、正面から攻めかかる他ありませぬ!」

石田三成「他に手はなさそうだな...」

士気が衰えていない城を強襲で攻め落とすとなると、味方に甚大な被害が出ます。これは最も避けたい選択肢であるはず...。

真田昌幸「お待ち下され」「ここはそれがしにお任せ頂けぬか...」

石田三成「安房守殿」

真田昌幸「速やかに開城させてご覧に入れましょう」

真田昌幸「貴殿のお嫌いな、卑怯な手を使ってもよろしゅうござるか?」

石田三成「任せる」

真田昌幸「戦に勝つとは、人の心を制することでござる」「忠義が邪魔なら、そこにつけ込むがよろしい」

真田昌幸「小田原から土産を持ち帰り申した」

真田信幸「これは...」

真田昌幸「北条氏政の兜でござる」「城内に持ち込めるか?」

出浦昌相「任せてくれ...」

真田昌幸「血の一滴も付いていないこの兜は、氏政が命乞いして助かった証。氏政は家来を見捨て、己が生き延びる道を選んだ...そう噂を流しまする。」

石田三成「しかし!」

真田昌幸「ですから、卑怯な手と申しました...」

真田信幸「兜一つが果たして証となりましょうか...」

真田昌幸「目に見えるものが一つそこにあれば、噂は噂でなくなる...」「昌相」

出浦昌相「承知した」

真田昌幸「城は2日で落ちます」

7月14日、城内から城を明け渡すと申し出があり、北条方最後の城、忍城は開城しました。

恐るべし真田安房守昌幸❗️。最近ちょっと影が薄くなりがちでしたが、見事オヤジのいやらしさが久しぶりに炸裂した瞬間でした(笑)。

石田三成も昌幸のやり方は好かん…とか言いながら昌幸パパの戦教室に弟子入りしました(笑)

しかし、関ヶ原の戦を見る限り、あまり昌幸からは多くは学ばなかったようです😅。石田三成の性格上、真田昌幸のマネはちと厳しいかと……😅。それは真田信幸も同じですが😅

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