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僕たちにとって救いの場所だった!ドイツ動物保護施設『ティアハイム』

はじめに

こんにちはNannyです。みなさんペットは飼っていますか?ペットを飼っていない私ですらお散歩中のワンちゃんに出会うとつい目で追ってしまうほどです。ペットの代表とも言えるワンちゃんはとっても愛しい存在ですよね◎

今回はドイツにある動物保護施設についてご紹介できればと思います。その後には手軽に参加できるプロジェクトもご紹介します!
最初に結論をお伝えすると「どんな命でも尊重されるべきで、それを体現しよう」という内容です◎それではスタートです↓

日本の殺処分件数

環境省より

これは環境省が出している国内の犬猫殺処分件数です。令和2年時点では犬の殺処分件数が4,000件、猫の方は20,000件です。昭和の件数と比べると激減したことは確かですが、犬猫だけで24,000件という数字は全く少ない数字ではありませんよね?
一方動物保護先進国であるドイツでは、殺処分が行われていい条件が厳格に定められています。

「治療を尽くしても回復を見込めない状態にあること」
「他の動物や人間に大きな危害を与える状態にあること」

ドイツで殺処分が許されるのはこの条件下のみです。それ以外の状態にある動物たちは治療費や手間がいくら掛かっても助かる処置をすることと定められています。

ドイツの保護施設「ティアハイム・ベルリン」

ベルリンにある「ティアハイム・ベルリン(Tier Heim Berlin)」は、最古で最大の保護施設です。

施設の総面積は東京ドーム約4個分であり、犬や猫をはじめとして、ウサギ、ラット、鳥、爬虫類、馬、羊など、多種多様な動物を保護しています。年間約15,000頭の動物がこの施設にやってきます。

ドイツ・ベルリンにある動物保護施設「ティアハイム」

年間で10,000頭以上の動物を引取っているにもかかわらず譲渡率はなんと9割を超えています。とてもいいサイクルで廻っていますね。

そんなティアハイム・ベルリンでは、施設の犬猫を引取る際に飼育環境等の審査があります。

「1日に8時間以上仕事で家を留守にしないか」
「家族の中で動物が嫌いな人がいないか」

このような、家族構成・住居環境・勤務時間等に関する条件をクリアできないと譲渡は成立しないルールになっています。こうすることにより安易な譲渡が起こるのを防ぎ、動物側の権利を尊重しているのです。


また「引き取る動物の最期まで、責任を持って面倒をみる」という項目のある契約書にサインをすることもルールにあります。これは人間の都合で動物を捨てることを防ぐ役割をしています◎

日本も動き始めている!
「ふるさと納税で動物保護」

国内外問わず動物を保護する団体は多く存在します。その中でも比較的取り掛かりやすい活動を見つけたのでご紹介します。
それはふるさと納税を活用して動物保護に貢献する「ふるさとチョイス」です。

ふるさと納税で罪のない動物たちの殺処分を無くす活動を応援して
「人と動物の共生する日本」を実現したい!

労働者が必ず収めなければいけない税金を利用する仕組みになっています。自分のポケットマネーから寄付をすることが叶わない多くの人が気軽に参加できるプロジェクトになっている点が最大の魅力です!!

さいごに

今回は動物保護施設「ティアハイム」と、動物保護に気軽に参加できるプロジェクト「ふるさとチョイス」をご紹介しました。

まずは、罪のない動物を人間の都合で殺処分している現状を“当たり前・しょうがない”と思わず、動物たちを尊重する気持ちを持つことが大切です◎

この記事を最後まで見て下さった優しい心の持ち主であるみなさんの行動で社会をより良くしていきましょう◎

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