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オルターエゴ

昔から自分の中のもう一人の自分がその時感じていることや考えていることの真逆のことを言ってくる。
例えば、楽しいと感じている時や面白いものを見ている時には
「つまらない」などの思ってもないネガティブな感情が付きまとう。
これが“エゴ”というやつなのだろうか?

この“エゴ”は基本的にネガティブで、主人格がポジティブな感情の時に現れてはネガティブな感情に引き寄せてくる。逆のパターンは全くと言っていいほど存在しない。

面白いゲームをやってる時
自分「いやー、このゲーム面白いなあ。買ってよかった。」
エゴ「でも、このゲームはこういう所がクソじゃない?」

友人と遊んでいる時
自分「やっぱり、この人はいい奴だな」
エゴ「でも、どうせこの人だっていざとなったら君を裏切るよ」

と、こんな感じで今までの人生を振り返ると、俺はこの「エゴ」に振り回されて生きてきたなと感じる。
そして、今まで俺はエゴの言うことに耳を傾け半ばエゴに従うような生き方をしてきた。今思い出すと、エゴに振り回されて生きていた頃は生きるのがあまり楽しくなかったように感じる。

しかし、今はあまりエゴの声に耳を傾けなくなった。
だいたい1、2年前ぐらいからかな。何かきっかけがあったかどうかはわからない。今も相変わらずエゴの声は聞こえる。この声がいつから聞こえるようになったのかも、なぜ聞こえるのかもわからない。

ただ一つだけわかることは、俺がエゴを無視するようになった・・・いや、エゴに振り回されなくなったのは自分自身の意志が強くなったからだろう。

とにかく、エゴの声に耳を傾けなくなってから以前より少しだけ生きるのが楽しい。


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