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スニーカーとジャージの憂鬱

6月に子ども達の洋服やスニーカーを買うことについて書いたばっかりだけれど、3連休中も長女のスニーカーを買いに行った。

4月の新学期に合わせて新調した上靴はもう小さくなってしまったらしく、親指があたって痛いとのこと。

ぐんぐん背も伸びている。

幼い頃から私を知っている幼馴染のお母さんに言わせると、瓜二つの長女。でも娘と違い、私は背が小さく、小学校では前ならえのときに腰に手を当てるポーズをやることも多かった。

それにひきかえ夫の家系は長身で、夫の妹さんはモデル並みの長身だ。身長に関してはあちらの遺伝子を受け継いだみたいで羨ましいかぎりだし、喜ばしい。

けれど先月は習い事用の靴を買ったばかり。下の子と合わせて毎月のように靴を買っている…

私はスニーカーを買うのが苦手だ。環境負荷が高く、リサイクルも普及しておらず、江別では燃えないゴミで処分する。スニーカーは本当に気分が憂鬱…

それから、ジャージも好きになれない。

ジャージの素材で多く使われるポリエステルは、従来農法のコットンより環境負荷が小さい。ジャージだけではなく、スポーツ用の衣服に求められているのは「軽い」「動きやすい」「すぐ乾く」だろう。その他に撥水とか、匂いがつきにくいとか、夏でも涼しいとかの機能を求められる場合もある。

これらの機能性を持たせる工程が加わってもなお、ポリエステルの環境負荷のほうが小さいらしい。

さらに最近はリサイクルポリエステルなど、更に環境負荷の低い素材も出てきている。不要になったらリサイクルに出すことも可能だ。

それなのに何が気に入らないかと言うと、洗濯の時にマイクロプラスチックが下水処理を経ても最終的に海へと流れてしまう。

今のところマイクロプラスチック問題を解決する方法は、そもそも流出しないように気をつけることだけで、海からマイクロプラスチックをなくす方法はない。

というわけで毎日、毎日、洗濯のたびにマイクロプラスチックが流出しないように気を使いながら洗濯している。

衣服から出るマイクロプラスチックは、衣服から抜け落ちた小さい繊維だ。だから繊維が抜け落ちないように、摩擦を減らし、低温の水で洗う。

その他、マイクロプラスチックが流出しない洗濯グッツも出ていて、私はグッピーフレンド・ウォッシング・バッグを使っている。

私の使い方が悪いのかもしれないけれど、洗濯中にバッグに溜まった繊維を丁寧にとっても、必ず洗濯物についてしまう。

手っ取り早く洗い流したくなるが、ぐっと我慢して、エチケットブラシ(洋服クリーナー)で取とってゴミに捨てている。それなのに、マイクロプラスチックの流出率を100%防げるわけではないらしい…

面倒くさいことこの上ないけれど、体育のあるときはジャージを着なくてはならなず、マイクロプラスチックの心配のない天然繊維のみの洋服を着ることが叶わない…

学校や保育園に必要なものを揃えるのが憂鬱になることもあるのだけれど、私の憂鬱を解消するために、子どもたちが学校や保育園で不憫な目にあってはほしくない。

どうか、繊維の流出がゼロのジャージ素材が開発されたり、すべてのマイクロプラスチックをキャッチする洗濯機が開発されてほしいと切実に思う。


環境省が出しているマイクロプラスチックの流出防止ができる洗濯方法について書かれています!

https://www.env.go.jp/content/000080958.pdf



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