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感情のサイズ感

人は靴も洋服も自分に合ったサイズを着る。

みんな自分のサイズをよく知っていて

ちゃんとしっくりくるサイズのものを選ぶ。

でもね、感情のサイズを合わせるのは

みんな下手だよね。

特に怒りの。

職場とかで、人を注意する時

これ、ちゃんとできないんだよね。

もちろん、僕もね。

結局、苛立に自分の感情を乗せちゃうんだよ。

だからサイズが合わなくなる。

昔の広告制作会社の人間は、

よくクライアントに怒られた。

まるでストレス処理係のように。

クライアントの女性部長に

確認をもらうために、

朝からずっと電話しまくった時があって

やっと連絡が取れた!と思ったら

その連絡の取り方に対して2時間説教を

されることがあった。

忙しい時に追いかけ回すな!

ちゃんと段取りをしておけ!

とまぁ、この辺はしょうがない。

最近、デザインのクオリティが落ちてる!

お前はちゃんと管理できてるのか!

あのデザイナーはなんだ!

お前はこの仕事向いてない!

……と、個人攻撃にはいり

そして、しばらくイビリが続き

またはじめに戻る

よくある歌の初めからサビに入る

そしてサビに戻るみたいな…。


まぁ、これはオーバーだけど

僕自身もこれだけ怒りのサイズ感を

無視した怒られ方をされていても

人に注意する時につい

感情が乗ってしまう事がある。

で、結局感情が乗ったってわかる時点で

聴いてる方は、耳を閉ざすよね。

自分でも分かってるのにね。

だから、最近は感情を眺める事にしてる。

イラッと来たら、まずそのイラッを眺めて、

それに対する自分の考えを眺める。

で、深呼吸。

一旦気持ちをフラットにしてから

ゆっくり注意する。

そうすれば相手がした失敗に対して

ピッタリの注意ができる。

怒りのサイズを見誤り続けると

今の時代は、すぐに返品されて

無用の長物になりかねないからね。






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