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「7つの習慣」をナースが使う

売れてるビジネス書ランキングの超トップランカーに君臨する
「7つの習慣」という本があります。

全世界で3000万部というマンモス級の販売部数を誇る書籍なので、出来る系のビジネスマンなら多くの方が読んだことがあるはず。

むしろ、「7つの習慣」を取り扱ったビジネス系のセミナーや人材育成研修も、全国的に多数存在します。

私達ナースは、一般企業の社員じゃないし、自分の仕事内容が企業の売上に直結するわけでもない。

だから、自分がなにか仕事で成果を出したらボーナスが上がった!なんて事もありえません。

医療系の仕事って、景気に左右されない代わりに「業績評価」という文化がないので、ついつい「給料以上の仕事しても無駄」というマインドに陥ります。なんて社会主義なんでしょう。

ビジネス書には、成功哲学とか、市場価値を高める方法とか、単純に年収をupさせるスキルみたいなことが書いてあったりするので、私達ナースにはあまり関係ないと思ってました。

まして「自己啓発本」と言われるたぐいのものを20代の時に何冊か読んだときは、出回っている殆どが、成功者の武勇伝的な内容で、当然再現性がかなり低い。

「僕はこれで成功した!」
「年収1億円への最短プロセス教えます!」

とかに至っては、もう怪しさを通り越して苦味を覚えました。
若干25歳くらいの3年目ナースが、苦虫を噛み潰した顔をして自己啓発本を読んでいる図を是非想像してほしいです。

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専門分野の勉強や看護学の研修、そして日々の人間関係を改善するためにちょっと心理士さんとかが書いたブログの記事を読む、くらいしかしていなかった私が、ビジネス書を読んでみた時には「ニガミ」しか覚えなかった私が、10年後の今、考えていること。

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それは、自己啓発本や成功哲学の本、心理学を元にした人間行動を分析した様な本、色んな「ビジネス書」と分類されるものを、私達の医療業界や看護業界に取り入れることは断然、猛烈、劇的に価値があるということ。

人間と一緒に働き
人間を対象にしているからこそ
成果が曖昧でお金と結びつけにくい仕事だからこそ
少し方向や毛色の違うエッセンスって大事だと思ってます。

今日は「7つの習慣」の中から、ナース向けにひとつだけ「第三の習慣」の「最優先事項を優先する」を取り上げましたが、私個人としては、ぶっちぎりで「第一の習慣」の「主体的であれ」が好きです。

では、どうぞ。


Nバク。


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