【最高の水性ボールペン】OHTO セルサス
もうコイツだけでいいんじゃないかな。
そう言っても過言ではない水性ボールペン「セルサス」をご紹介。
あまりにも使いやすすぎて、購入して一月も立たないうちにこれで二、三本脚本書き上げてしまいました。
■OHTOとは?
OHTO(オート)とは大正八年から続く日本の老舗中の老舗「オート株式会社」の事です。
日本で初めて実用的なボールペンを作ったえらーい会社。
社会人ならガチャックを作った会社と言えばピンとくるかも。
そのOHTOが「史上最高傑作」と称するのがこのセルサスです。
■セルサスについて
セルサスは日本の工場で作られた正真正銘のメイド・イン・ジャパン製。
軸とキャップはアルミ、口金や頭冠などは真鍮でできています。
全体的に高級感あふれる上品な仕上がり。これで1,500円。安すぎ。
色はブラック、シルバー、ブルー、ワイン(レッド)、ブラウンの五種。
私は写真の通りブラックを選びました。上質な感じでステキです。
全長は142ミリ。長くもなく短くもない。ザ・基本。
径は13.2ミリ。ちょっと太めですが、意外と手に馴染みます。
クリップはSK材。挟む力は強すぎず弱すぎず。
胸ポケットから落ちる心配はありません。
しっかりとした作りで、すぐ折れる心配もなさそうです。
■ノンドライリフィルC-305
リフィルはノンドライリフィルC-305が入っています。
このリフィルが素晴らしい。書き味は最高です。
万年筆と遜色ない、いやそれ以上かも。
冗談でもお世辞でも何でもなく、素直にそう思えるほどの書き味です。
油性だと書き始めが掠れたり、水性ボールペンでも質が悪いとダマになったり滲みすぎたりと不具合あるかと思います。
これについてはそれら不具合が全くない。完璧の一言です。
ノンドライを言うだけあってキャップを閉め忘れても乾かず書けます。
■欠点について
欠点……ない。
強いて言えば重いことと、リフィルの流通量でしょうか
まず重さ。セルサスの重量は33g。わりと重い。
普段軽いペンを使ってる人は書いてて疲れるかもです。
次にリフィルの流通量。私のよく行く文具店にはありませんでした。
ネットで買えばいいですが、無くなった時にパッと買えないのは痛いかなと思います。
あとノック式ではないという点も人によってはデメリットかもです。
■評価:★★★★(A)
5段階評価で各項目を評価していくとこんな感じになります。
(★=1、⭐︎=0.5、D〜S評価)
書き味:★★★★★(S)
・最高の一言
・気づいたら何枚も書いていた
使いやすさ:★★★⭐︎(B+)
・サイズ◎、筆先視界◎、握りやすさ◎
・重いので少し疲れる
機能性:★★★(B)
・良くも悪くもキャップ式
・突き詰めたと感じるか、それだけと感じるか
見た目:★★★⭐︎(B+)
・シンプルかつ上質
・普通すぎて面白くないかも
価格:★★★★★(S)
・質の割に安すぎ
■総評:プロの執筆に応えてくれるペン
冒頭にも書いた通り、買ってすぐこれで二、三本の脚本を書きました。
サラサラと書けて、万年筆相当の書き味で、かつ乾かない。
書けば書くほど手に馴染むいい水性ボールペンでした。
本当にこれ税抜1,500円なのだろうか。桁一つ間違えてると思います。
見た目もかなり良いので、職場に持っていって恥ずかしくないのが◎。
もし「お手頃価格で良いボールペンが欲しいな」と思ったらセルサス購入を強くお勧めします。
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