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【ミニ四駆】作家だってBasic-MAX GP用のマシンを作りたい!!【B-MAX】

あけましておめでとうございます。作家の西山暁之亮でございます。

今年からnote始めました。よろしければフォローよろしくお願いします。

さて一発目はミニ四駆のお話です。

作家なのにガッツリと趣味でごめんなさいね。

B-MAXについて

皆様ミニ四駆界隈で最近はやりのBasic-MAX GP(以下、B-MAX)はご存じでしょうか。

簡単に言うと「最近改造の度が過ぎるから、販売されてるパーツをポン付けするだけのマシンでレースしようぜ!」っていうルールです。

公式サイト(リンクはこちら)から抜粋した理念はこんな感じです。

近年のミニ四駆レースにおける技術の進化は目覚ましく、複雑多岐にわたるギミックの搭載が必須状態となっています。

これらギミックの作成にはグレードアップパーツを含むミニ四駆の様々なパーツ加工が必要であり、『初心者の新規参入』や『復帰組の再開』の非常に高い障壁となっています。

(中略)

初心者や復帰組の参入障壁を低くしてミニ四駆を楽しむことを目的に、中級者以上にはミニ四駆の基礎を見つめ直す場として、ミニ四駆レーサーの基礎力向上を目的とした準ポン付けレギュレーションとしてB-MAX GPを策定しました。
公式サイト、「Basic-MAX GP の基本理念」より

わかる。

ここんとこミニ四駆界隈の初心者と上級者の差がありすぎなんですよ。初心者お断り感ハンパない。

初心者がモジモジしてようなら、自称上級者様がシュバババって来ていらんアドバイスするような現状、とてもつらい。

個人的な印象では、今ミニ四駆は新規参入者が減って崩壊していくネトゲみたいになっているなと思います。

初心者から上級者まで等しく楽しめるポン付けルール。私は両手を挙げて大賛成。

そんなわけで、さっそく作ってみました。

ベースになるシャーシを選ぶ

そも「ポン付けで速くなるのは何か?」と言われたら間違いなく両軸モーターのMAシャーシなのですが、今回は片軸モーターを使いたいです。

というわけで選んだのはFM-Aシャーシ。

特徴的なのはフロントに配置されたモーター。烈豪世代なら「ブロッケンギガント」でお馴染みではないでしょうか。

これがFM-Aシャーシ。因みにブロッケンGはFM-Aでリバイバルされて販売中

ボディを決める

シャーシを決めたなら今度はボディを決めます。

普通の公式試合でプラボディを使う人なんて殆どいませんが、B-MAXに関して言えば必須となります。

FM-Aの中でかっこ良くてダウンフォースが生まれそうな形のマシンは何か?

私はジオグライダーを選びました。

いや選んだというか、買ったまま作らずにいただけです。えへへ。

こうして、こうして、こうじゃ!(完成)

シャーシとボディ選んだら、あとは余ってるパーツかき集めて完成。

西山暁之亮のジオグライダー

スライドダンパーを乗せようかなと思いましたが、ポン付けらしくリジット(スラダン無しをリジットと言います)に。ローラーを乗せているプレートはカーボンにしました。

タイヤは前後ローフリクションの小径ローハイトタイヤです。スーパーハードタイヤか死ぬほど迷いましたが、ここは流行に従います。

ホイールは普通の素材なので脱輪防止の為に貫通させています。(「Basic-MAX GP 競技会規則 (ver1.0):④タイヤ・ホイール」に準じています)

ちょびっと飛び出たシャフトについてはゴム管切って防護してあります。競技会規則に明記はないけど、これは流石に許されると思います。

裏側はこんな感じ。お安くまとまっています

裏側は主にFRPプレートを使用。カーボンとは違って安価かつ折れやすいですが、しなりが出ます。マスダンパーの効力を生かすにはこちらです。

リヤプレートの下には引っかかり防止プレートをつけました。

ブレーキいっぱい貼れる

フロントバンパーの下は直FRP二枚。丁度良く収まります。

普通のネジをつけるとそこが引っかかるので、皿ビス埋めるための加工しています。(「Basic-MAX GP 競技会規則 (ver1.0):⑤バンパー・ギミック・ブレーキ類」に準じています)

フロントローラーは13ミリ。3レーンのレーンチェンジャー意識

ローラーセッティングは少しだけ工夫。向かって左を高く、右を低くローラーが当たるようにしています。ごくごく一般的なレーンチェンジ対策です。

位置の高いスタビライザーはあんまりいらないかな、と最近思いました。

リヤは19ミリローラー。とにかく安定重視の設定

リヤのセッティングは本当にシンプル。今のルールはローラーいくらでも使えるから良いですよね。

タイヤにあんまりグリップが無いので、カーブ後の体勢安定の為にスラダンつけようか最後まで悩みましたが、結局リジットにしました。

重いのか軽いのか

重量は電池無しで127.4g。グリップの無いタイヤなので、もうちょっと重くしても良いかもしれません。

烈豪世代くらいの常識とは違い、ある程度重さが無いと逆に遅くなったりバランスが悪くなるので軽量化も考えものです。

というわけで完成しましたB-MAX GP用のマシン。塗装なし。ジオグライダーはこのままが一番カッコいい。

あとはコースによってモーターなりブレーキなりをセッティングする感じです。

「作ったはいいけど、大会出る暇あるんですか?」と言われたら目を反らしてしまいますが……作る過程が面白かったからOKということで。

色々とおさまって、また気軽に大会に行けるようになるといいですね。


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