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京都の観光で注意した方がいいこと2(嵐山へのアクセス編)

一年ほど前に同じテーマで記事を書かせていただきました。

今回はまた前回とは違った観点から、京都の観光で注意した方がいいことについて小ネタ的に書いていこうと思います。
重く受け止めず、軽いノリで読んでいただけると幸いです。

ちなみに当初は前回のようにいくつかのテーマについて書いていこうと思っていましたが、思いの外長くなってしまったので今回はワンテーマの内容になっています。

今回のテーマは嵐山観光。
というかその前の嵐山へのアクセス手段についてです。

JR嵯峨野線

京都観光での移動で使う交通手段の筆頭は市営バス、市営地下鉄だと思いますが、嵐山方面に向かう場合にはJRの嵯峨野線を利用する方が多いと思います。

この嵯峨野線、まぁなかなかに混雑するんです。

嵐山方面に向かう観光客が多いからというのはもちろんのこと、加えて運行本数の少なさが混雑に拍車をかけています。
平日の通勤、通学と重なる時間帯こそ多少本数は増えるものの、それ以外の時間は毎時3,4本の運行に留まり、乗客数に輸送力が見合っていない印象を受けてしまいうんですよね。

たまに利用するだけの観光客は旅行の特別感でまだ我慢できますが、混雑に巻き込まれる地元の方々は大変だろうなぁと思わずにはいられません。

この嵯峨野線、京都駅から嵐山方面にアクセスする際に最も便利で時間も短縮できるのは間違いありません。
一方で、もう少し広い目で見れば、京都観光において嵐山方面にアクセスする代替案は他にもあります。

※余談なのですが、京都駅の嵯峨野線のホームは少しトリッキーな位置にあることを念頭においておきましょう。
上手く説明出来ないのですが、他の在来線の路線のホームとは逆側の、伊勢丹の裏あたりの位置にホームが位置しています。
他の路線と同じ方だよね!とたかを括ってそちらの方向に向かうと時間をロスし、次の便まで結構時間がある‥といったことにもなりかねないので、事前に位置を確認しておくのが吉です

嵐電

代替手段としてまず思い浮かぶのは嵐電。
京都駅や四条烏丸といった拠点駅に駅が併設されているわけではありませんが、阪急の烏丸駅の一駅先の大宮駅から路線が伸びていますし、市営地下鉄東西線の太秦天神川駅で降りて乗り換えるという手段も使えます。
何より、嵐電に乗ると京都を旅行しているなぁという趣が味わえると思うのは私だけでしょうか。
駅間隔が短く、沿線の観光スポットへのアクセスが容易なのも魅力の一つです。
嵐電の嵐山駅は降りて少し歩けばすぐに渡月橋という立地なので、嵐山の美味しいところをサクッと見て回りたいという人にも都合が良いでしょう。
ゆうて嵐電もそれなりに混んでいる、JRに比べると移動に時間がかかるという欠点はあるものの、それを補ってあまりある魅力があると思いますよ。

嵐電の嵐山駅は割とわちゃわちゃしています

阪急

次に候補に上がってくるのは阪急じゃないでしょうか。
京都の市街地から一直線にアクセスすることこそできないものの、桂駅で嵐山線に乗り換えることで渡月橋の南側にある嵐山駅まで移動することが可能です。
こちらは特に、大阪方面から嵐山方面に直接アクセスしたい時に便利な選択肢になっているかと思います。
ちなみに筆者はこの阪急の嵐山駅が趣があって好きです。

阪急嵐山駅前は開放的で良いです

市営バス

最後に忘れてはいけないのは市営バスです。
市営バスの中で、11、28、91、93号は京都の中心部から嵐山方面に路線が伸びているので、電車ではなくバスで行きたい!という人はこちらを選びましょう。
市営バスを利用することで、市営交通機関の一日乗車券が適用可能というメリットもありますね。
一方で、そもそもそれなりに距離があること、バス停の数が多いこと、道路の混雑も予想されることから時刻表通りの移動が叶わないことは想定しておく必要があります。

バスだと大覚寺までのアクセスが◯

ということで上記の通り、JR嵯峨野線、嵐電、阪急、市営バスの中からそれぞれのニーズに適した手段を選んで、嵐山観光を満喫していただければと思います。

色々語っていきましたが、なんだかんだJR嵯峨野線の本数が増えてくれないかなぁと思わずにはいられませんね。
今月からコロナ前の運行体制に戻ったようですが、更なる増便を勝手ながら期待しています。











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