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京都の観光で注意した方がいいこと(京都シリーズ)

前回の南禅寺の話に引き続き、今回は京都を観光で回る際に注意した方がいいことについて軽いノリで書いていきたいと思う。

多少なりとも実用的な話から小ネタ的な話まで様々取り上げていくので、もしよろしければお付き合いください。


1.京都の市営交通(地下鉄、バス)は運賃が高め

観光で京都に来るにあたってまず考えないといけないのが、何の交通機関を使って回るのかだ。

選択肢として考えられるのは車、自転車、電車、バスくらいだろうか。

まず、車を使うと自分の都合の良いように広範囲を移動できる。
ただ、駐車場の混雑、駐車場の少なさ、道の狭さ、渋滞の発生しやすさ等から車を使うのは個人的にはあまりオススメできない。

次に自転車に関しては、回るエリアが一定の狭い範囲に限られるのであれば大いにありだと思う。
一方で、回りたい観光地が離れている場合は体力のある人でないと相当厳しくなるので、あくまでも条件付きでのオススメといったところだ。

筆者としてはやはり、電車、バスの公共交通機関を活用しての観光オススメしたい。
とここで問題となるのが、市営交通の運賃の高さだ。

市営地下鉄は初乗り220円、市営バスは230円の均一料金ということで、近隣大都市の大阪市、神戸市と比較してもダントツの高さ。

この運賃を毎回支払っていると、気づいたら1日の運賃の総額が2000円を超えていた‥なんて言うことも普通にあり得てしまう。

そんな事態を防ぐため、是非とも一日乗車券を活用してもらいたい。

市営地下鉄の一日乗車券は800円、市営バスに一日乗車券は700円、市営地下鉄と市営バスを合わせての一日乗車券は1100円で購入できる。
この三種の中では最後の地下鉄、バスを合わせた一日乗車券が断然オススメだ。

地下鉄は二路線しかないため、地下鉄だけで京都の観光地を回り切るのは難しい。
一方のバスはカバーエリアが広いためその点では強いが、移動の速さでは地下鉄に分があり、渋滞してしまった時の運行時間の遅れも想定しておかないといけない。

この二つの長短を両者を使うことによってカバーできるので、是非とも京都駅に到着したら早急に市営地下鉄、市営バスの一日乗車券を購入し、縦横無尽に京都を観光していこう。

2.北大路駅のバスターミナルは地下にある

これは騙されたことのある人も多んじゃないだろうか。

上賀茂神社や金閣寺、大徳寺あたりを訪ねる時、地下鉄で北大路駅まで行ってそこでバスに乗り換えるという手段を使う人は多いと思う。

筆者もそう思って北大路駅に行き、地上に出て一通りブラブラして、「バスターミナルどこやねん」と思った経験がある。

実はなぜかこの北大路駅は地下鉄の駅から外に出るまでの途中にバスターミナルがあり、そこからバスに乗る構造になっている。

外に出る前に周囲の標示に目を向けていれば「バスターミナルこっち!」みたいな標示も目についたと思うのだが、観光中の楽しい気分の人にはそんな余裕はないので、予め知っておくにこしたことは無いと思う。

3.京阪の駅名を信用し過ぎない

京都駅以北の鴨川沿いを、終点の出町柳に至るまで京阪が走っている。

この京阪の駅に『清水五条』、『神宮丸太町』というところがある。

それぞれ清水寺、平安神宮の近くにあることを想起させるような駅名だが、実は意外と近くはない。

清水五条から清水寺までは20分以上、神宮丸太町から平安神宮までは20分近く歩く必要があるので、健脚の方でないとなかなか辛い距離だ。

清水寺も平安神宮も、バスを使えばかなり近くまでアクセスすることができるので、一日乗車券を活用して悠々移動していこう。

4.東寺は京都駅から結構近い

京都の観光スポットとして定番中の定番の東寺。
京都駅に電車で訪れると五重塔が見えてくるあそこだ。

近鉄にまさにその名も『東寺』と言う駅があるので、まずは東寺駅まで行こうと思う人も多いかもしれない。
ただ個人的には京都駅から歩く、もしくはバスでのアクセスをオススメしたい。

京都駅から歩くと東寺までは15分程度。
それなりに健脚の方には十分歩き通せる距離だ。
塔を遠くに眺めながら歩いて近づいて行くのも楽しい。

またバスを使うと当時の門の正面まで移動することができるので、スムーズなアクセスを望む人にはこちらがオススメ。

一日乗車券を持っている人でも近鉄に乗ると実費がかかってしまうので、ここは徒歩かバスを活用して節約していこう。

5.最寄駅がお寺の裏口側に位置することがある

このパターン、知らずに行って、行ってからそのことに気づくと結構悲しい。

このパターンに当たるのが嵐電の『妙心寺』駅と京阪、JRの『東福寺』駅だ。

いずれも駅から妙心寺、東福寺にアクセスすると、寺の正面とは反対側から境内に入ることになる。

あまりこだわりのない人もいると思うが、個人的には正面にある大きな門から入った方がテンションが上がる。
同じような属性の人は、妙心寺にはバスで、東福寺には隣の駅の『鳥羽街道』からアクセスすることをオススメしたい。

6.飲食店が夕食どきには閉まってしまうことが多い

最後は交通系ではなく食事ネタ。

京都と言えば歴史のある老舗料理店が多く、毎回行く度に何を食べようかと贅沢な悩みに襲われてしまう。

ここで足を掬われることがあるのが、飲食店の営業時間の問題だ。

京都の飲食店は、特に老舗の名店であればあるほど、昼食どきから通し営業をして、夜になる前の夕方17〜18時頃に閉まってしまうところが多い。

一通りの観光を済ませて、コーヒーを飲んで一休憩してから夕食を食べに行こうとすると実はもう閉まってたなんていうことも大いにあり得るので注意しよう。

終わりに

いかがだっただろうか。

あまり実用的ではなかったかもしれないが、何か参考になることがあれば、もしくは共感できるところがあれば幸いです。

ありがとうございました。

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