#24 ステータスの概念に縛られるのってダサいことについて
ステータスの概念に縛られているのってダサい。
自分の趣味や嗜好は歳を重ねるごとに多少の変化を見せるものの変わらないものもある。
それがステータスの概念に縛られているのならばダサい。
ステータスの概念ってなんやねんという話なのだが、とどのつまりブランド嗜好や偏った考え方のこと。
そろそろお年頃なんで今後の住まいのことを妻と相談していた。
本当のところは住むところは簡素化したいのだけれど、どうせ家賃を払い続けるなら購入した方がいいという話になった。
僕は田舎暮らしだったため、一軒家を買って庭でバーベキューなんてしたいなと思っていたが妻は違った。
都会で育った彼女はどうやらマンションの憧れがあるらしい。
というわけで実際にマンションの展示場を見に行った。
すると僕も思いのほか気に入った。
同じ値段で一軒家を買うならばそれはそれは街の外れに住むことになる。
マンションなら駅近物件とのこと。
なのでマンションを買おうかなと知り合いに話すと
「なんでマンション?!」
とやたらに聞いてきた。
その知り合いは最近一軒家を購入したらしく、自分とは違う選択をする僕のことを不思議に思ったらしくしつこく聞いてきた。
確かに今住んでいる地域は一軒家を購入する人が多い。なのでその知人も「家をもつ」=「一軒家」と思っていたのだろう。
まぁ分からなくもないが、ああこの人はステータスの概念に縛られている人なんだなと思った。
何度もいうが僕はこのステータスの概念はダサいなと思っている。
その理由として、ブランドを身にまとうことによって自分も位が上がったと思っているところ。
また自分の信用をブランドから買っているというところ。の2点が気に入らない。
そしてこの二つを信じて止まないから脳が思考停止していることに気づけていないというところがオマケでついてくる。
こんなことを感じ始めたのは高校に入ってからだろう。
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