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#7 リズムについて

どうしても眠たくなってどうにもこうにもならなくなったからベットへと足を運んだ。

倒れこむようにベッドに転がり込む。
するとどうだろう。一気に眠気がなくなったのだ。風にまかせ抗うことなく身を委ねたにもかかわらず、このザマだ。

でも僕は知っている。ここで再び起きて活動をしようとしたところで、眠気はまだ潜んでいるし100パーセントのパフォーマンスを発揮できることはない。
だからここは少し無理やりにでも仮眠を取ろうと思い一番楽な体勢をしてベッドに寝転んだ。

目をつぶり、両腕を斜め45°にだらんと伸ばす。脚を伸ばし左脚だけを軽く折る。一番楽な姿勢をとり寝ることにした。

僕は今の体勢を目を瞑りながら俯瞰した。一番リラックスできると思っていたこの体勢は自然と「命」を体現していたのだ。ゴルゴ松本のギャグ。あの「命」だ。

なんとも生命をたぎった昼寝をするものだなと自分にツッコミ、しばしの仮眠をとった。

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