私の青春はパパで成り立っていた件⑤

面談とは ホテルに結局来てしまった。 怖かった。このおじさんになにされるんだろう、そもそもサングラスかけてて怪しので、やるイメージがつかない。 おじさんは黙ってお風呂にお湯を貯めに行った。 カビ臭い部屋。ベットの上にあるカラフルに光る調節するやつ。全てが非現実だった。 おじさんが帰ってきて、ここに立って、と言われた。 白い壁の前に立った。 スマホを取り出して、いろんな角度から写真を撮り始めた。 正面、横顔、下から、とか。 ブランド名は高校生、ただの商品だった。