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高校生、記念すべき初体験の日
わたしの初体験の人はアプリであった人です。
30歳くらいのお兄さん。
どうしてアプリであった人なの?
相手なんてだれでもよかった。
ただ現実逃避をしたかった。
学校でいじめられて一人でさびしかったから。
きっと現実を忘れさせてくれる程きもちいものだと思っていた。
想像すると、なんか怖かったけど未知の世界だから、すごくわくわくしてたのを覚えている。
はじめましてお兄さん。
待ち合わせは近くのデパート。
相手は近くの駐車場で待ってるからと。来てと。
わたしは、ここで逃げたら負けだとおもってた、勝手に。なぜだろう。
こんにちはと、車に乗る。
非日常の明かり。
たわいのない話をしてだべる。30歳くらいで似合わない派手なワイシャツを来ていた。激安工場勤務ってかんじ。
相手なんてどうでもよかった。
初体験をしてみたい。ただそれだけ。
真っ直ぐ、ラブホへ直行。
すこしは躊躇するものだとおもってた。
私が住んでいたところは田舎なので、山奥にラブホがあります。
ついていた頃にはすっかり夜で、密集したラブホテルの電飾やらなにやらが輝いていた。
ピンクの光が綺麗だね。
学校では地味でひとりぼっちな私が休日にはこんなことしちゃってるんだよっていう勝手な優越感があった。なんか悲しかったけど。
到着した。
古ぼけた真っピンクの建物。
未知の空間
狭い部屋。豹柄の壁。無駄にピンクのベット。カビ臭い匂い。
部屋に着くなり、男がなんか飲む?と。
お酒がメニュー表にずらり。
私は当時高校1年生。
普段は真面目で、家族も厳しくお酒は飲むなんてありえないみたいな家系で、
クソ真面目だったのでお酒を飲む機会なんてなかった。
私はカクテル飲みたいと言った。男は大丈夫?と言ってきた。
なんか本気で心配しているようだった。
いや飲むと。私はもうどうにでもなれという気持ちと、流石に緊張、怖さがあったのでお酒でどうにかしようとしていた。
そして飲む飲む飲む。何杯飲んだ?クラクラする。
ベットに男が行く、テレビをつける、何見る?と。
私が自らベット行ったのか男が私を誘導したんだかわからないが、
気付いたらベットにいた。
そして、二人でテレビを見るのだ。1ミリもおもしろくないホラー映画を。
特に何も思わない。
だれかと共有するとはなにか。皆無。何この空間。なんのためにテレビを見てるの。
初体験、とは
突然男がうしろからガバッとだきついてきた。
普通に考えて恐怖だが。
でも、もうどうでもよかった。
お酒も入っていたし。
男の言われるまま。
口に押し込まれる硬くておおきなもの。
これからこれをいれるのか。
恐怖だった。
処女卒業、とは
おとこがいれてくる。
こんな大きいものはいるわけがないが。
無理矢理押し込まれるあれ。
「大丈夫?大丈夫?」
と言いながらいれてくる。じゃあいれるなや笑
でもね、びっくりするぐらい痛かった。ほんとに痛かった。
例えるなら、よくある妊娠の例がわかりやすいと思う。
あそこからスイカ出す感じ。スイカ出るわけないよね。
しかもまったく濡れてなかったし。
で、結局やらないで終わった。
あの行為は痛いっていうことを植え付けられて終わった。
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