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光差す読書

読書が好きだ。

ただ、多読家な訳でもないし昔から常に触れてきたという訳でもない。
ここ数年間の自身の生活が変動する中で、読書熱がじわじわと現れたように思う。

読むといっても月に1、2冊をなんとか読める程度。
それでも、いつでも頁を開くことのできるよう、
鞄の中にいつも、何かしらを入れて携帯している程度には好きである。

特に好んで読む場所は専ら電車内だ。
コトコト鳴りながらも静かに揺れる車内での読書は
とても心地よく、とても捗る。

柔らかく頁に差し込む光と、相反する影とのコントラスト、羅列する文字。
ノスタルジーを感じてしまうのは私だけであろうか。
それが地元のローカル線であっても、忽ち小旅行をしているような穏やかな気持ちになってしまうから不思議だ。

たった1、2頁だけだとしても、様々な場所や土地で読むように心がけている。その本を通して、当時の様々な記憶が思い起こされたら、それは大変幸せな事だ。

もし、大事にしている読書スポットなどあれば、お教え願いたい。

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