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自分なりの洋服との向き合い方


洋服が昔から大好きで。

10年近く、洋服屋で勤めていた頃がありました。
当時の流行り物からお店の個性が表現されている物まで、様々な洋服を見させてもらえた貴重な10年間です。

過ごしてきた中で、洋服は第2の顔のようだと思うようになりました。

身につけているそれらの物に。
その方の大切にしている物事への価値観、
背景が透けて見えてくるように感じています。

さりげなく、素敵な物を身につけている方。
大胆な色合いをサラッと着こなせる方。
洋服以外の趣味に沿うようなアイテムを着ている方。

様々な人がいるけれど、自分の色を出している方は魅力的だなぁと感じます。

また、身につける物に変化が訪れる瞬間もたまらなく楽しいですね。

歳を重ねるごとに。
はたまた〝なにか〟ひょんなきっかけで
刺激を受けるごとに。

手に取る物が少しずつ変化してきて。

今まで選んだことのなかった洋服がすーっと、
不思議と身体に馴染んでくれるタイミングが訪れます。あるがままに受け入れてみる瞬間。
それがまた心地良い。

今は空気をも纏ってくれるような、
柔らかなアイテムが大好きです。
きっとまた徐々に表情は変わってきている筈。

洋服と向き合い続けて気づけた事。

肩肘を張らずにすんなりと。
自分の心のうちに落とし込めるような。
自然と身につけられるものを着ることで心も身体も健やかに、日々を全うできるのではないか。

そのように思います。


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