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「初めての今ドキ登山」 ~ 理屈っぽくてすみません

 わたしの2023年の目標は「初心者になり、新しいスキルを習得する」 こと。いろいろな「初めて」に挑戦しよう。発見もあるだろう、うまく行かないこともあるだろう、落ち込むこともあるだろう。それを全部書いていこう。それが「初めて」シリーズ。

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 いつでも初心者になれる自分でありたい。
 未熟になることは、みっともなくて恥ずかしい。しかし、未熟で無知なことを「若さ」というのではないか。
 できないことを、手持ちのものをフル回転して何とかしようとすることを「創造性」と言うのではないか。だから、創造的でありたいなら、「初めて」のことにチャレンジするのは大事だ。

 たくさんの「初めて」に挑戦したいけど、今回は「今ドキ登山」。昔、登山したことはあるけれど、今ドキの登山は変わっているらしい。
 目指せ山ガール、である。今ドキ登山ってなんだろう? 私は3つの仮説を立てた。
1.安全第一・健康目的(アウトドアの延長で、反アルピニズム)
2.おしゃれ(ファッションも、ギアも、ふるまいも)
3.気軽に安価に始められること。

 気軽に始めよう! と言っても、登山はふらりと始められない。命がかかってくるので。登山は段取り・準備が大事だろう。
 今年8月のお盆休みに、3,000メートル級の山を日帰り登山で登る。それを目標にして、3月から毎月1回日帰り登山をしてみる。低くて易しい山から中級者向けの山まで。
 この間の「低山トレーニング編」は、その第1回目でした。

 上ってみて感じたこと。
まず、良かった点。
・道迷いしながら、52分ほぼ標準タイムで、山頂まで上れたこと。
・翌日、筋肉痛もなかった。
・展望台でのドーナツと、水筒に詰めたお湯で作ったカップコーヒーは、やばいくらいにうまかった。このテクニックは応用が利く。山頂でカップみそ汁やスープを食べられるから。クッカーやガスボンベを持っていくより、手軽で安上がりだし。
・展望台の風の涼しさ、気持ちよさ。ちょうどいい音、静けさ。遠くで鳥が鳴く声がする。
・ザックは一杯だったが重くはない。ちゃんと使えた。本格的山行では、もっと容量の大きなザックが必要か。

反省点
・トイレ対策。野で用を何度か足したが、トイレの位置、使用可能かどうか、を事前確認しておく必要がある。
・地図。道迷いは、山行では命にかかわる。登山アプリyamapは、予め決めたコースから外れていないかどうか、の確認にはいいが、コースの周囲、コース変更を考える時は不向き。山地図との併用が必要。
 そして、コースを人任せにせず、自分で事前によく考え、それを守る意思も必要。よほどのことがない限り、現地でコース変更してはいけない。いや、初めから複数のコース案を持って、登山に臨むこと。
・靴。防水性はよかったが、下りで、左足小指が痛み、マメができた。次回はそのケアも必要。
・山中でのマスク着脱はどうするのがいいか。

 まあ、反省点はあるけれど、それでも登山は楽しい。また、行きたい。登りたい!
 さあ、今月はどんな山に登ろうか。そして、今度はどんな物語に出会えるか。

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