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イグ・ノーベル賞の世界展に行ってきました

9月22日~11月4日まで東京ドームシティ Gallery AoMoで開催中の「イグ・ノーベル賞の世界展」。世界で初めて、日本で開催された記念すべき展示会です。

前売券を購入し、閉会まではまだまだとのんきに構えていたところ、気づけば残すところ2週間弱。家族の体調に左右されるワーキングマザーに後ろ倒しは厳禁!慌てて駆けつけました。

イグ・ノーベル賞は、1991年に創設された「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に与えられる賞(イグ・ノーベル賞の世界展公式HPより)として、今では本家ノーベル賞をしのぐ人気と言われています。

日本人が毎年受賞することも有名で、2018年も受賞者が出て、12年連続受賞と記録を伸ばしているそうです。

過去の受賞は「たまごっち」や「バウリンガル」「カラオケ」など消費者におなじみの商材から、兼六園のハトの糞がつかない銅像に関する研究など、身近であるにもかかわらずバラエティに富んだ分野を網羅していて、その幅広さに感心しました。

またもう一つ感心したことは、親子連れの多さです。

少しエッジのきいた展覧会なので、大人ばかりと思っていましたが、平日の昼間にもかかわらず、小学生くらいの子供と母親の組み合わせを多く見かけました。(秋のイベントシーズンで学校が振替休日なんでしょうね)

娘2人と熱心にパネルを読み、議論していたり、赤ちゃんを抱っこしながら息子に10代の若者の鼻ほじりの研究について説明されている方もいました。

せっかく親子で出かける機会だから、きっとママも楽しめる場所をえらんだんでしょうね。みなさんとても楽しそうにお話していました。

楽しいことが大好きというか、楽しいことしか大好きじゃない子どもたちに、まず楽しさから入って、それから少し真剣に考えてもらうというのは、科学のすそ野を広げるうえで、探究心を深めるうえで、とてもシンプルな方法だなと感じました。

色々な意味で勉強になった一日でした。

#イグ・ノーベル賞展  #科学教育 #親子

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