無意識に怒りを鎮める
看護師は夜勤がある。
勤務が終わるのは朝の9時が定時だ。
定時に勤務が終わり更衣室に入ると外部委託している清掃業者のおじさん清掃員さんが床のモップがけをていた。
私は思った。
「9時から10時の間は夜勤終わりの看護師が更衣室に入り着替えるのだから別の場所を掃除すればいいのに」と。
しかもよりによって今、私のロッカーのある通路を掃除しているため夜勤明け眠い私は少しの間待った。
「今やるなよ。」と苛立ちすらあった。
人間の怒りは6秒ほどしか持続しないと言われている。
掃除を待つ間15秒ほど待ち、私はようやくロッカーを開けきがえはじめたころには怒りは治っていた。
きっとおじさん清掃員さんもこう思ったことだろう。
「今入って来るなよ。掃除してるんだから。」と。
私の目の前に起きた現実は私の願い、
・夜勤が終わったから帰りたい。
・更衣室は綺麗であって欲しい。
この2つが同時に起きただけである。
人間は欲張りであり、愚かである。
私の願いを同時に叶えるために清掃員さんが登場したのにイライラしてしまうなんて。
「清掃員さんにも仕事の段取りがあるのだから」と相手のことを冷静に思考するために6秒を大事にしたい。
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