何度も何度も読み返して、自分の細胞に組み込む①

　僕は物語が好きで、映画やドラマ、小説に漫画を好んで観たり、読んだりしている。大抵は一度っきりで何度も観返したり、読み返したりすることは少ない。
　だけど、何度も何度も読み返してしまう記事がある。

男はみんな「元カノの成分」でできている

男はみんな｢元カノの成分｣でできている −43歳、忘れられない人を思い出すとき− | OCEANS オーシャンズ｜男の日常を楽しくする情報発信局

　
　僕はこの記事を読んで、燃え殻さんを知った。もちろん『ボクたちはみんな大人になれなかった』の小説も読んだし映画も観た。
　僕自身ふとした瞬間に元カノのことを思い出しては、女々しくてダメだなと思うことがあった。しかし、この記事を読んで、そうか僕ら男は元カノの成分でできているのかと納得した。
　燃え殻さんのように僕にも忘れられない言葉がある。
　確かホワイトデーのときに服と手紙を渡した時だった。彼女は僕が書いた手紙をみて、「面白い！いつか小説書いてみたら」と言った。
　彼女は軽い気持ちで言ったのかもしれないが、僕はそれを真に受けた。彼女が読むことはないだろうが。
　燃え殻さんの文章を読むと、僕の大したことのない日常も誰かにとっては非日常的でドラマチックに映るのではないかと思わせてくれる。
　今はただ、なんとなく生きているが、もっと濃い日々を過ごしていきたいなと思う。
　僕も誰かに影響を与えられるような言葉を綴りたい。だから何度も何度も読み返して、細胞レベルで刻み込んで、僕の思考や文章力をレベルアップしていきたい。