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Sier出身のエンジニアが暗号資産ベンチャー企業に転職した話

こんにちは!
2022年11月よりコインチェック株式会社 ウォレット開発運用部 アプリケーション開発グループに配属したエンジニアの野口です。
このたび入社エントリーを書くことになったので、なぜ転職したのか、Ruby、暗号資産未経験でもやっていけるのかを軸に書いていきたいと思います!

私ってどんな人?

まずは私について少し書こうと思います。

簡単な略歴

2016年
新卒で2次請けメインのSierに就職。
大学では情報科学専攻だったので、プログラミング全く知らない訳ではないけど、オブジェクト思考?よくわからん!といった状況で入社。
2018年
初めて自分が主導したPJで本番リリース時に検証資材を投入し、やらかす。その1週間後自分が実装した機能でバグが見つかり、メンタルが持ってかれる。
2022年
入社して7年。プライベートも合わせて14個ほどの案件(放送業界メイン)を経験。
案件移動にも慣れ、行く先々で「はいはいこれね。」と思っている頃。刺激が足りないなといった感じ。
新たな環境を求め、2月ごろから転職活動をはじめ、転職休止時期を経て、11月にコインチェックに入社

コインチェック入社前は

  • 金融業界未経験

  • 暗号資産業界未経験

  • Ruby on Rails未経験

という状況でした。

投資関連もつみたてNISAぐらいで暗号資産はおろか、株取引もやったことないような状態ですね。

前職で主にやっていた仕事は、放送業界向けwebサービスの改修や保守・運用です。
ほぼ(※)プロジェクトリーダーみたいな形でお客様への仕様説明や改修方針の提案、コードレビュー、進捗管理などをしていました。
※・・・会社の役職的にはチームリーダーだったのでほぼですw

フロントエンドからバックエンドもまでやっていたので、使用言語は、JavaやTypeScriptを使うことが多かったです。

なぜコインチェックに入社したのか?

理由1 おじいちゃんになってもバリバリコード書いてるエンジニアになりたい

自分はプログラミングをするのがとても好きです。自分で考え、自分の思った通りに動いた瞬間の感動はエンジニアになって7年経った今でも最高だと思っています。
なので、基本的には、マネジメントよりもコードをバリバリ書くエンジニアでいたいと考えています。

しかし、Sierに入社後、年次が経つにつれ、コードを書くよりも、チームをまとめて成果を出すことが求められるようになってきました。

個人的に10人ぐらいをまとめるチームリーダー(技術で引っ張る系)は割と好きだったのですが、その先のキャリアを考えた時、前職のSierではプロジェクトマネージャーとして活躍することが求められたため、これは自分が求めるキャリアとは違うなと違和感を感じていました。

そこでエンジニアファーストな会社でコードをバリバリ書くような会社はないかなと思って見つけた会社がコインチェックでした。
面接時からエンジニア部門でコードを読めない人は役員含めてそんなにいないはずと聞いていたのですが、実際に入社してみると役員の方が、
"ここについて教えて欲しいんだけど、時間がなければ該当ソースのURL送ってくれればこっちでみます!"
みたいなチャットをしていて、この会社すごいと純粋に思いました。
(ベンチャー企業だと当たり前なのかもですが、元Sier民からするとだいぶ驚愕です。。)

Sierの時は、
技術はわからんから、どういう仕組みかExcelにまとめて、後で発表してくれる?
みたいなことが多かった印象だったので、ずっとコードに触っていたいという思いで転職した自分からすると目指すべき場所があるような気がしてとても嬉しく思ってます。

理由2 ブロックチェーン業界は成長産業になるのでは?

転職活動を始めた時、転職活動の方向性を決めるため、何冊か本を読みました。
その中に書いてあったのが、"転職先は、成長産業を選ぶ"です。

成長産業ってどうやって見つけるんだろうと思ったのですが、普段から技術系の記事やメルマガを見ていて、
ブロックチェーンは、インターネットの次に来るブームだ!
みたいな話をよく見かけたので、もしかしたら、これは成長産業かもと思って、ブロックチェーン業界を選びました。

その中でもコインチェックは、取引所や販売所の暗号資産周りだけでなく、NFTのマーケットプレイスなどブロックチェーンを基盤としたサービスも手掛けていたので、ブロックチェーン周りについてより幅広く知ることができるのでは?とコインチェックを選びました。

現在は、主に暗号資産の入出金まわりを担当しているのですが、暗号資産やブロックチェーンの知識が必要になってくるので、当初の目論見通りブロックチェーン周りの幅広い知識を学ぶことができて、毎日が有意義だと感じています!

コインチェックに入社した自分が入社前の自分の疑問に答える

"過去の自分が入社前に感じていた疑問を入社後の自分が回答する"という形式でコインチェックに入社して感じたことを書いていきたいと思います。
それではいってみましょう。

疑問1 暗号資産未経験だけど、やっていける?

やる気と学習意欲があれば、やっていけると思います!

自分の所属するアプリケーション開発グループでは、小さなタスクをこなすことで業務に慣れていきます。
もちろん分からないことはたくさん出てきますが、都度メンバーに教えてもらったり、実際にブロックチェーンを手元で動かして動きを理解することで仕組みについて理解しています。

もちろん入社してまだ2ヶ月やそこらということもあり、分からないことは多々ありますし、分からないということはそれだけでしんどいものですが、"分からないことを分からないまま進めず、都度理解する"ということを実践すれば、自ずとやっていけると信じて、毎日業務に励んでいます。

疑問2 Ruby on Railsも未経験だけど、やっていける?

やる気と学習意欲があれば、やっていけると思います。(2回目)

コインチェックには、ポジティブラーニングと呼ばれる制度(通称ポジラー)があります。
これは、月に一定額まで書籍やオンライン講座を購入できる制度です。
私自身は、この制度を活用して本やオンライン講座を受けることでRubyに慣れていきました。

入社して2ヶ月が経ちますが、本番のコードは時間をかければなんとか理解できるし、書けるという状態になってきました。

とはいえ、まだまだ力不足ではあると痛感していますが、コインチェックではレビューファーストの文化があるので、よりよい書き方があればメンバーが教えてくれます。

さいごに

ここまで色々書いてきましたが、総じてコインチェックに入社して良かったと感じています。
理由はいくつかありますが、メンバーの技術力や仕事力が高いことが一番だと思っています。
やはり自分が働く上で優秀な方々と仕事をしているとそれだけでとても勉強になるし、刺激にもなります。チームメンバーのレビューで"こんな書き方もあるのか”や"こういうところも意識した方がいい"などのフィードバックをいただけると日々勉強になることばかりです。
まだまだ知らないことだらけではありますが、"分からないことを分からないまま進めず、都度理解する"を継続して、チームや会社に貢献できるよう頑張りたいです。

なお、コインチェックでは、エンジニア採用を強化中です。
下記をクリックしていただくと募集要項や開発メンバーの情報まで確認できるので、ぜひご覧ください。

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