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未だに落第する夢を見る

高校生の頃、現代文が苦手だった。
正確には、定期テストの現代文が苦手だった。
大手予備校が主催する模試の現代文はそこまで苦手ではなかったのだが‥‥

どれくらい苦手かというと、
10時間、現代文のテスト勉強して、ようやく落第を回避できるレベルだった。
5時間も勉強したにも関わらず、赤点とったこともある。

結局、猛勉強の末、現代文で落第することなくストレートで高校を卒業することができた。

しかし、社会人になった今、
現代文の先生に呼び出され、落第を告げられる夢を見る。
今は自分は社会人なので、それが夢だとわかってもおかしくはないのだが、なぜかその夢はリアリティがある。その状況を信じ切って奈落の底に突き落とされたような気分になる。
目が覚めてようやくそれが夢だと気づくのだが……

でもなんか嫌いになれない夢だ…
愛おしい…

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