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スキルとしてのLINE

会社でとある外注サービスサイトを使っている。
ある受注者のスキルに「LINE」と書いてある。
LINE使えます!! スキルの一つです!! ドヤ!!

えっ、どういうこと?

誰でも使えるやろ!!www
とツッコミたくなるが…

おそらくここでいうスキルとしてのLINEは「”連絡手段として”LINEが使えます」という意味だろう。

LINEはプライベート用で、仕事では他のチャットツールを使いたいと考えている人もいるだろう。

だから、slackやchatworkがスキルとなっている場合は、「それを連絡手段にしてほしい」ということなのだろう。

今までの話は連絡手段としてのLINEの話だが、LINE上でのコミュケーションスキルの話もしたい。

仕事でLINEはある程度使いこなせるようになると、一つのスキルとして認めても良いのではないかと感じることがある。

色んな人のLINEの使い方のこだわりを結集させると一つの学問分野として確立できるではないかとすら思う。

ここで私のこだわりをいくつか挙げる。

① @でメンションをかける。
それだけでグループLINE上で仕事の指示になる。メンションをかけない場合は重要度の低い情報共有の場合が多い。

@を使わずにグループラインに発信し、仕事の指示が完結したと考える人がいるが、それは他者への想像力が欠如している人だ。ほとんどの人が多くのLINEグループに所属しており、そのひとつひとつをもれなく読むだけでも大変なことだ。そのなかで気づいてもらうように連絡するには最低限メンションはかけるべきだと思う。それでも反応が遅い場合は直接電話か個人LINEで連絡するのがベターだろう。

② 日程調整機能の使用
飲み会などのイベントを企画するときに非常に役立つ。「〇、△、×」を選んでもらうだけで参加者リスト代わりのものが出来上がる。

③ 返信せずにリアクション機能でスマートに反応する
わざわざ返信するまでもない発言にリアクション(発言を長押しすると押せるスタンプような機能)をすることで、相手にメッセージを読んだことを伝えられる。

加えて、この機能の良い点はスタンプのキャラクターの表情が穏やかなところだ。これで相手の発信に対してどう思っているかを伝えられる。文章だけのやり取りだとギクシャクすることがあるが、このリアクション機能はそれを緩和してくれる。

仕事では極力、個人ラインを使わない。
仕事は多くの人の協力で成り立つものだ。二人だけで完結することは少ない。グループラインでやり取りをして、他の人にも内容をオープンにするのがベターだろう。

内容をオープンにする利点は
1. 他の関係者にも仕事の進捗が伝わる。
第三者からアドバイスをもらえたりする。

2. 連絡を入れたことが他の人にも伝わる。
「あの連絡しといて」と指示を出した人がそのLINEグループにいたら、完了報告を省くことができる。

「THE FORMAT(石倉秀明著)」では
グループLINEでできるやり取りを個人ラインにしてくる人はプロジェクトから外すという話が書いてあったほどである。

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今まで挙げた話は基本的な機能の話にとどまるが、様々な機能を使いこなせると報連相の質が大幅に上がるのがコミュケーションツールの利点。様々な機能を覚えたかこなせることが必須なことは間違いないだろう。

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