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アラサー、友達が減る現象

大人になると、友達がどんどんと減っていくような気がしてくる。
学生時代の友達は、家庭が第一でなかなか会うことはできないし、連絡をとり続けることもなくなった。
連絡をしてもなんだか話が合わなくて、用件だけで終わってしまう。
アイドルの話や恋愛相談、たわいもない話をしていた頃が懐かしく感じてしまう。

職場にも雑談をする仲良い人たちがいる。
でも職場の人は職場の人。あくまでもオフィシャルな関係なので、仲が良くても完全に腹を割り切れない気持ちがある。

趣味の仲間もいる。
趣味の中での話がほとんどで、年齢や本名すら知らない人が多い。
今はそれがとても気楽だ。
そういうコミュニティを増やしていければ、友達が減る感覚は薄くなるのかもしれない。

大人になって仕事や生き方がはっきりしてくると、気の合う人の数は限られてくるものだ。
学生時代や新卒の頃のように、自分に合うものが分からずなんでも手を出し顔を出すことが減ってくる。
大人になると自分の好きなもの、価値観が定まってくるから、それに合う人は限られてくる。完全に合う人はいない。

周りの人みんなと話を合わせるのは疲れる。
しかし自分に合うもの、合う人だけを選択し続けるのもまた違う気がする。
視野を狭くしてしまう気がする。
視野は他人を通してでしか広げられないと思うから。

すると、趣味の仲間のように局所的に共通点がある人を増やした方が良さそうだ。
話を合わせる疲れも少ないし、彼らとわたしの共通点ではない部分から視野を広げられる可能性がある。

わたしの人生のテーマは、視野を広げ続けること。
最小限のストレスでそれを続けるためには、局所的に共通点がある仲間を増やしていくのが良いのかもしれない。








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