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フィジーの人々 vol.2

ブラ~ ‼ (皆さん覚えてますか?フィジーの挨拶です)またまたマイバケーションのビーチ担当のジョンです。

前回フィジーの人口のお話の際にインド系の人達がいる旨のお話をしました。それは何故なのか?これは歴史に関係があります。難しい事は眠くなるので、簡単にまとめると、フィジーは1874年から1970年までイギリスの植民地でした。イギリス人がフィジーの気候がサトウキビの栽培に適している事から、この国の産業にしようと考えました。そして、始めたものの、南国特有のゆったりした性格のフィジー人では、この産業が成り立たないと考えたイギリスの政府は、この時期に同じくイギリスの植民地であったインドから多くの人々を移民させ、サトウキビの栽培をさせました。その後イギリスの植民地から独立をして、インドへの帰国の道もありましたが、長年の生活もあり、そのままフィジーでの生活を望んだ人が多かったようです。

従って50年以上前から、その子孫のインド系の人々は、フィジーで生まれ育ったフィジー人なのです。しかし性格、食文化、宗教はそれぞれ違うので、なかなか双方の結婚はないそうです…。

ちなみにどちらも見た目は色が黒くて分かりにくいのですが、フィジー系とインド系の簡単な見分け方を教えます。フィジー系は筋肉質で体が大きい人が多く、髪の毛がチリチリで伸ばすとアフロっぽくなります。インド系は細見の人が多く、髪の毛もストレートです。

ここで突然ですが、クイズです‼ ババン。今回の画像に映っている人はフィジー系?インド系?どちらでしょうか。チックタク、チックタク~

小さな時から学校で英語を習うので、双方英語でコミュニケーションを取っています。でもお互いの人種と話す時はフィジー語、ヒンドゥ語でそれぞれ話します。私と話している途中に友達が来ると、途端に何を話しているのか分からなくなります。笑

フィジーに行ったらカレーがオススメだよと言われる事があって、実際スパイスの効いた本格的なカレーに出会います。何でフィジーでカレーなの?と思うかもしれませんが、こんな所に繋がっているんですね。

さて、次回はフィジー人は強面なのに、とっても優しい性格の持ち主だった、その源に迫ったお話をしたいと思います。それではモゼ~(さよなら)答えは:フィジー系でした。髪の毛がチリチリしてますね。

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