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誰かと比べてしまうとき

こんにちは。
今日もインプットした情報をアウトプットしたいと思います。
ゆるりとお付き合いいただければ嬉しいです。

私はよく自分と他人を比較してしまいます。
それもネガティブな方に。
「あの人はこんなことがすごい!それに比べて私はだめだなぁ」なんてしょっちゅう思っています。
そしてその考えが自分を追い込んでしまう。
冷静になってみると、他の人がすごくても、イコールそれが自分がダメだにはならないんですけどね。
前回のnoteに書いたように、事実と想像がごちゃごちゃになってしまっているんです。
ここの切り離しは練習あるのみです。
冷静に。俯瞰して。

さて、一見ネガティブに思える「比較」という行為ですが、それが良い方向に働くこともあるそうです。
これが今日の本題。
それが「自分との比較」。

①「過去の自分」と「今の自分」を比較してみる。
今の自分に対して「あれもできない、これもできない」と落ち込んでしまっているのなら、過去の自分と比較してみるのはどうでしょう。
例えば
・新入社員だった頃の自分と比べて
 →電話対応がうまくなった。電話が鳴るとびくびくしてしまっていたけれど、今は落ち着いて出られる。
・子どもの頃の自分と比べて
 →漢字がたくさん読めるようになった。それに伴い本を楽しく読めるようになった。
とか。
漢字なんてみんな読めるよ!と思うかもしれませんが、比べるのは過去の自分です。
教科書を読んだり、書き取りの練習をしたりして、少しずつできるようになった。
これって自分で自分を褒めてあげられる成長だと思います。

かくいう私も、2人目の子どもを産んだ時は1人目の子どもを産んだ時に比べ、心に余裕があったり、抱っこやおむつ替えがうまくできたり、自分の成長を感じることができました。
どんなに小さなことでも良いので、自分で自分の成長を認めてあげること。
これは過去から現在の自分を認めるだけではなく、「今までの人生でここまで成長できたのだから、これから未来に向かって努力すれば同じように成長できる」と、自分の未来に希望を見出す作業でもあると思っています。

②「未来の自分」と「今の自分」を比較してみる。
理想の未来の自分を思い浮かべてみてください。
どんな仕事をして、どんな人と一緒にいて、何を着て何を食べていますか?
その想像した理想の未来の自分と今の自分の差を埋めるために何をすればよいでしょうか。
これを考えることができるのが、「未来の自分」と「今の自分」を比較するメリットです。
例えば、科学者になりたいという目標があるとします。
その人が、足の速さを他人と比べても、科学者になるという目標に対してはあまり意味があるとは思えません。
それよりも、未来に科学者になっている自分と比較して、苦手分野の勉強を行うとか、科学館に足を運んでみるなどの行動を取ったほうが良いということがわかります。

(科学者になるということに知識がないので、足の速さが本当に関係ないかはわかりかねますが、他人ではなく未来の自分と比較ということを伝えたいのです)

目標とする未来の自分と現在の自分の差異を埋めるために何をすればよいかをあぶりだすことで、前向きに自分と、そして自分の人生と向き合う

ここまで「比較するなら過去or未来の自分」と言ってきましたが、他人と比べることで「自分ももっと頑張ろう!」とやる気がでることももちろんあります。
それならそれでいいんです。それもとっても素晴らしいモチベーションの上げ方だと思います。
問題は他人と比べて自己肯定感が下がったり、自分を卑下して辛くなってしまうこと。
他人と比べてしまう人って、周りをよく見て気が使えたり頑張り屋さんな面があります。
そのような方々の辛さが少しでも減らせればいいなと思っています。

今日もお疲れ様でした。
皆様が穏やかに過ごせますように。

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