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『仕事』についてお悩みのあなたへ届けられるタロットからの物語り

この物語は特定の方の相談を受けて、タロットに聴いた物語です。タロットの展開をベースに物語にしています。
相談者そのものの現状を伝えているのではなく、相談者がこの物語読むことで、相談内容に対する解決の糸口やヒントが得られるような、そんなものが隠されている物語です。


(はじまり はじまり)

川辺にうなだれて立っている男がいた。
話しかけてみると、捕まえた魚を入れていたバケツをひっくり返してしまい半分以上逃してしまったらしい。
まるで全てを失ったように悔いうなだれていた。
僕は「全てを失ったわけではないのだから、失ったものではなく、あるものに目を向けるといい」と伝えた。

僕は見習いの身、未熟である自覚がある。
だからこそ、失う恐れより得る喜びに意識が向きやすいのだろう。
とは言いつつ、なかなか結果を出せない焦りで、やる気も萎えてきている。

親方は「とにかく目の前のことを丹精込めてやり続けろ」とその姿(姿勢)を見せてくれた。
親方を見習い、やり続けてはいるが、変化を感じない。身になっている感じがしない。結果がついてきているように思えない。どうしたらいいかわからない八方塞がりだ。

そんな僕をみかねてか、親方の奥さんが話しかけてくれた。
奥さんは言った。
「身に付いているからって結果にもでるものでもないよ。結果は時の運にも影響されるしね。」
「それより、何をどう考え、どうしてきたか、そこに意識を向けてごらん。同じことの繰り返しでも違いはあるんじゃないかい。」
「何をどう考え、どうしてきたか、それを全て知っているのは自分だけだよ。」


物語が書き換えられます。書き換えられた物語を比較することで今の貴方にヒントが贈られます。


僕は見習いの身、未熟である自覚がある。
だからこそ、失う恐れより得る喜びに意識が向きやすいのだろう。

まだまだ未熟ではあるが、やりたいこと、欲しいもがたくさんある。どれもこれも今の僕には幻想でしか過ぎない。そんな夢物語をとバカにする者もいるが、考えれるのも未熟だからこそ、未熟だからこそ可能性が大いにあるってこと。
「夢物語で上等じゃないか」
「この夢物語があるから僕は頑張れる。」

僕にとっては希望なんだ。
これがあるから、僕は謙虚に打ち込め、存分に力を注げるんだ。

(おしまい)


物語を声に出して読んでみると、どの部分に自分が強く反応するか分かりやすく、ご自身にとって大事なことが比較的分かりやすいかもしれません。
物語を何度も読んだり思い返したりすると、あるとき、ふと気づき、ストンと府に落ちたりするかもしれません。

アドバイスは後日改めて追記します。
まずは、この物語を読んでみてのご自身の感じたこと心の動きに目を向けてください。


【アドバイス】

最初の川辺の男もあなたかもしれません。
分野は違えど、今までいろんなことを経験してきていて、経験値が高い分、
出来て当然として出来てることより出来てないことに目が行きやすくなってないでしょうか。
今、新たな分野の業務についかれてるとのこと、その分野では新人さんみたいなもの。
本当のド新人だったら、その出来てないことやもっとやれたなんてこと気づく余裕などなく、ただただ目の前のことに必死なってるだけ。
経験値がある分、広い視野がある。
でも、この分野では新人なので満足行く判断や行動を取れない。
そのもどかしさが不安の原因になっているように感じました。

[前]の話の「何を考えて、どうやって来たか」は反省するためではなく、自信を持つために見つめること。
時の運次第で、結果は変わるので、そんな不安定なことで実力を確認する必要はない。
自分の努力を全部しってるのは自分だけ。その時、その時、やれることをやってきた。後で気づくことは後だからこそ気づけたこと。その時、気づけなかったのは仕方ないこと。
繰り返し経験することで自信や判断力を養うこと。
それは、都度、自分の努力や判断を認めてあげることなのではないでしょうか。

[後]の話はもっと抜本的な不安の解消法かもしれません。
新人の頃って、割りが合う合わないではなく、そんな調整なんて出来なくって、やれること、やりたいことをただやってませんでしたか?
仕事に関係することも、そうじゃないことも、自分が興味あること何でも首突っ込むみたいな。
それが知れたことや経験出来たことが嬉しいみたいな。夢中でそこにエネルギーを注ぐみたいな。
そのノリです!
そんな風に夢中になってたら、不安になってる暇無いよってなるのではないでしょうか。
そして、それが出来るだけのエネルギーは満ちてるようです。

[前]はとりあえずの対処法
[後]は抜本的な対処法
て感じがしました。

※この解釈が絶対ではないですが
この解釈も何かヒントになるかもしれません。
※アドバイスは直接、相談者に伝えていますが、偶然、この文章を読まれた方の何か参考になればとアドバイスを追記しました。

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