のりもの大好きっ子オススメ絵本(1〜2歳)
うちの子は乗り物箱推しタイプで、今のところジャンルを絞らず、とにかくなんでも好き。
街中でバスが通り、ヘリコプターが飛び、パトカーを見かけ、工事現場にショベルカーがいようものなら大興奮。
割と多くの乗り物を見かける地域に住んでいるので、外に出るだけで喜んでくれて良かったなぁ…と思います。
そんな息子は絵本も好き。
割となんでも読むけれど、1歳10ヶ月現在、特に好きな"のりもの絵本"を紹介します。
おたすけこびと
文: なかがわ ちひろ 絵: コヨセ・ジュンジ
結構リアルな工事車両がたくさん出てきて、それだけで子どもは大興奮なのですが、この本の面白いところは、これらの機械でこびとが何を作るのか。
えっ、まさかあんなものを?
車の話題だけじゃなくて、ストーリーから派生して親子で同じものを一緒に作ってみたり(現実世界では乗り物は使いませんが笑)、イベントの説明をしたり、と世界が膨らみます。
シリーズものなので、この1冊を気に入ってくれたら、また次の1冊を購入(または借りる)のも良いですね。
我が家では、タイトル指名で読んでと言われる1冊です。
いろいろバス
作: tupera tupera
乗り物に絡めて"色"を覚えられるといいな、と思って買った本。
赤・黄・緑・黒…いろんな色のバスがやってきて、いろんな色のお客さんが乗り降りする。
ちょっと意外なお客さんがたくさん乗っているバス。なんだか読んでいるとわくわくします。
そのうちに、これはなんだろう、これとこれは同じ色なんだ、大好きなバスと共に色や物の名前を覚えていきます。
最後までシルエットだけの運転手さんも、それぞれの車体カラーに合わせてあるのが面白い。
リズムも良いので、子どもが暗唱してしまう、そんな絵本です。
ちなみにtupera tuperaさん(ご夫婦なのですね!)は、Eテレ『ノージーのひらめき工房』でアートディレクションをされているのを、先日番組のテロップで知りました。
なに はこんでるの?
作: スズキ サトル
車って見た目が格好いいので、小さいうちからどんどん名前は憶えていく。
でも実際何をしている車なのか、を理解できるのは少しあと。言葉で説明してもなかなか難しい…。
1歳を過ぎて「この子は乗り物が好きなんだ!」と分かってから、1歳半ごろに”次のステップ”として買ってみた本がこちら。
街で見かける色んな車が、何を運んでいるのか、シンプルなイラストと軽快なリズムの文で書いています。
リズムが良いと、子どもはすぐ覚えるんですよね。
1歳の子どもから「せきゆ(石油)」って言う言葉が出るのは、ちょっと意外で面白いし、まだまだ何をしているのか完璧には理解していないと思いますが、この本をきっかけに息子が大好きな車たちが、何を運んでいるのか・どんなお仕事をしているのか、少しずつ分かってきたのではないかと思っています。
でんしゃでいこう でんしゃでかえろう
作・絵: 間瀬 なおかた
息子は車だけでなく、電車も好き!
こちらの絵本は、ストーリーはいたってシンプル。
やまの駅からうみの駅へ、電車が行き・帰るだけなのですが、前から読むと『でんしゃでいこう』、後ろから読むと『でんしゃでかえろう』になるのです!
そんな2度おいしい(?)絵本、息子はなぜか「かえろう」の方が好きです(笑)
絵も「可愛い・綺麗!」というよりは素朴な雰囲気なのですが、何度か通るトンネルを超える度にどんどん変わっていく景色。
また文もシンプルながら、電車の音がとても良いです。
先に紹介した本に比べると、場面がたくさん変わるので、「ここに何があるかな」「赤ちゃん泣いてるね」等、細かい部分も楽しめる絵本です。
はじめてのずかん
編集・作:講談社ビーシー
決して乗り物の絵本ではないのですが、息子は図鑑も大好き。
他の絵本に出てくる車の名前を調べたり、ちょっとマニアックな車両を見ては「これなぁに?」と勉強に余念がありません。
逆に図鑑で知ったものを、外で見かけたりテレビで見たりした際に、息子の口から名前がパっと出てきて驚くことも。
絵本は絵で、図鑑は写真なので、同じものでもいろんな見た目で見ることができて良いです。
物の名前からひらがな・数まで。今後も長く活躍してくれそうです。
※図鑑は新版が頻繁に出るので、最新版は上記リンクで紹介されているものとは異なります。
Diggers Go
最後に英語の絵本。
TSUTAYAの洋書コーナーで見かけて気になり、買った絵本なのですが、息子もお気に入り。
英語といっても、ほぼオノマトペだけでできていて、難しい単語や文法はナシ!
ただし、英語のオノマトペってあまり馴染みが無いので、それを読むほうが大変だったりしますが(笑)、それぞれの車の音が面白く、息子も「BONK!!」と真似したりノリノリです。
シリーズもので色々な乗り物版があるので、ちょっと集めたくなりますね。(我が家にはTrains Goもあります。今欲しいのはCars Go。)
こちらの記事にGoシリーズが特集されていて、写真もたくさんありましたのでどうぞ。
のりもの絵本は奥が深い!
大体2歳前後のお子様におススメの”のりもの絵本”を紹介しました。
0~1歳で読む本は、絵と名前・少しの音が書いてあるくらいですが、2歳ごろになると理解力が格段に上がり、ストーリー・色・はたらき・少し複雑な音などが書いてあるものを楽しめるようになります。
大人が読んでも面白い絵本たち。
これから大きくなって、また素敵な絵本に出会えるのが楽しみです。
それにしても乗り物は沼…。
絵本もたくさんありますが、おもちゃもたくさんありますね。
今後息子の好きなジャンルが、少しずつ絞られてくることを願います(笑)
頑張る励みになります!そして、息子のおやつ代になります^_^