触れる
10月 豊穣の月
長野県は塩尻市片丘
ドメーヌコウセイさんでメルロ収穫の
お手伝いをしてきました。
ワインに携わっているけれど
収穫は初めての体験です。
10月とはいえまだまだ暑い。
照りつける日差しは残暑。
けれども木陰日陰はひんやりと冷たく
風が吹けばすっと
気が軽くなるような清涼感。
到着して準備を整え
選果の簡単なレクチャーを受け
早速さっそく葡萄の収穫です。
ずっしりとした果房
満ち満ちとした果粒
いざ、この個体が
こうして選ばれ摘まれ
手間暇かけられ熟成されて
あの素晴らしい液体、
魔法の飲み物に変身するのかと思うと
一つ一つが可愛らしく
愛おしく思えました。
絞られて飲まれてしまうのですが。
フェニキア人さん
ワインを広めてくれてありがとう。
味村さんはシャトー・メルシャンで
醸造責任者として長年勤められていました。
日本を代表するワイン醸造家さん。
この塩尻の土地でメルロ一本で
ワインを生産しておられます。かっこいい。
どこで何を育てるか。どう活かすか。生かすか。
葡萄も人も、
合った土地場所で
生き生き満ち満ちと暮らして生きるのが自然。
ナチュラルで美しく、健康で、美味しく、
素晴らしく輝く秘訣だなと実感です。
本物に触れることで再認識する、
世界からの教え。
知ることでクリアになる価値観。
知ることで生まれる親近感。
お酒の素晴らしさ
世界の素晴らしさを伝える伝道師として
これからも旅をし続けて
土地土地で生まれたものに
触れていきたいと思います。