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不変的なものとは

人生で何度目かの拝観
奈良は東大寺です

晴天 紅葉 お出かけ日和でした

旅には各々目的がありますが
今の自分が
新しいものや変わらぬものをみて
どの部分に共鳴するか琴線に触れるかを
探し歩く事が私の旅の目的の大部分です

ここで言う新しいものは
私がみたことがないもの で
変わらぬものは
一度見たことがあり 今でも現存しているものです

東大寺に来たのはこれで4度目
ああ やはり大きいなあというのは
きちんと毎回思います そして

今回は現代にこうして目の前にある
この有形遺産の外観か
歴史と共に その形が変わっていたことを
改めて学びました
その後の明治廃仏毀釈を乗り越え
今この姿を維持し続けています


盧舎那仏坐像

何が変わらず 何が変わったのであろうか
歴史 時代 思想 信仰 外観
何が変わらず 何が変わったのであろうか
年齢 時代 思考 環境 外見

多聞天

知り学ぶには
受け入れ側もアップデートされているか
どういったコンディションか
知り学ばなければいけない

如意輪観音坐像

そんなことを総合的に見て
ふと立ち止まって考えてみる
そんな時間が好きで 必要で
こういった場所によく訪れます
同じ場所にまた訪れるのも同じ理由です

光背


虚空蔵菩薩坐像

不変的なものとはなにか
それは価値であると考えます
その価値とは何なのか
それを守る為維持する為にどうしてきたか

文化遺産に惹かれるのは
それらを考える時間を与えてくれるからです
今何が大切なのかを探るヒントにもなります
変わらぬものとは何かを考えつつ
鹿と紅葉に癒しを感じた 奈良でした。

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