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2.地元に友達がいないのです。

今日は私の交友関係についてお話しようかな。
就職活動をしている大学3年生の今、前を向ける出来事があったので。
お読みくださると、嬉しいです。

私には、地元の友達がいません。
引越しを経験したことも、人見知りでもありません。
...ずっと'私立'に通っていたからです。

・幼稚園
 電車と都電を乗り継いで通っていました。
 毎日、満員電車に揉まれる私を両親は守ってくれました。
 手を繋いで、送り迎えをしてくれました。

・小学校
 電車とバスを使って、登校していました。
 当時、乗り物酔いをしやすかった私にとって、バスは正直辛かったです。。。でも小学校は凄く楽しかった。今、思い返しても、たくさんの良い思い出で溢れています。

・中学高校大学
 1時間の電車通学です。

なんて恵まれている娘なのでしょう。
教育熱心で、手を掛けてくれる両親には感謝しかありません。
お金や年収について考えるようになった今、「恵まれている」を痛感しています。

けれど、ないものねだりもしてしまう。
ずっとどこか、寂しかったんです。
道で手を振り合う友人が、夜中に突撃できる友人が、いないから。
「クッキー焼いたからあげるよ」と訪れてくれる友人が欲しかった。
「お前の家でゲームしようぜ」に憧れていました。

アルバイト先の公文で、この会話をする児童を羨ましい目で見ていました。
小学生の私は、電車のホームでのバイバイが最大限の放課後だったから。

けれど、ある日、その羨ましさが一転しました。
「地元の友達が欲しい」と思っていた私の心は明るくなったのです。
就活のイベントで、小学校の同級生に再会したから。

オンライン上で偶然、再会しました。
「突然すいません、〇〇小学校ですよね?〇〇先生でしたよね?」
お互い、同時に気づき、同時に、メッセージを送っての再会でした。

すっっっっごく嬉しかったんです。
「今、どこで何をしているのだろう。」と考えていた同級生と会えたこと。同じように就職活動を頑張っていたことが。

この時、私は気がつきました。
「頑張っていれば、再会できるんだ。」

地元で安心できる友達は、私にはいないけれど。
頑張る先で、会える友人が私にはいます。
それぞれの家から集まっていた分、それぞれの場所で皆頑張っているのです。
「私が立派になったら、皆と再会できる。」
なんの根拠もないけれど、確信しています。

将来を描いた時、「あいつ今何しているかな」に
「ここにいるよ!」と返事の出来る灯台みたいな人間になりたい、と
ずっと考えています。

そう考えていた理由が分かりました。
きっと、この再会をどこかで願っていたのだと思います。
縁を繋いでいたいのです。

就職活動は、辛いことも、焦ることも、祈られることもあります。
けれど、就職活動をしていなければ、
同級生には再会をしていません。
心はこんなに温まっていません。

これからも頑張ります。
立派な社会人になって、同級生との再会を願いながら。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。
寒い日々が続きますね。お身体にお気をつけてお過ごし下さい。

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