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これからはモノの価値を自分軸で決めることも必要

久しぶりのnotet投稿になります(^^)
今月後半から、またスタート時のようにこちらに戻ってきたいなと思っている次第です
(今日からじゃないのかい💦と自己ツッコミ!)

先日、ちょっと交渉をしていて思っていたこと。
フリーランスと会社員、大きく違って、なかなか難しいのが「価格交渉」でじゃないかなと思います。

市場における自分の価値を自分で決める難しさ…ここですよね。

私もまったく得意ではないし、苦手な分野です。
でも、これからは会社員でもフリーランスでも「自分の価値を自分で決める」ことや「自分の仕事の値段をいくらと考えるか」の意識は大事じゃないかなと思います。
日頃からのちょっとした意識で、交渉マインド養えるかも?と思う方法をお伝えしたいと思います!

自分も相手も、お互いに納得して仕事をするために「交渉」は必要

自分の条件を提示していく、自分の要求を受け入れさせる!みたいなイメージが強いかもしれませんが、交渉って実は相手にとっても大事。
お互いに納得して、対等な関係で仕事するためのものなんですよね。

相手のニーズや問題解決のために、自分がその分の労働なり知識なりの対価、つまり価値を提供する。

これって、経験が浅いとか経験が有り無し関係なく、すべてのビジネスに言えること。

自信がないと、なんとなく引け目を感じてしまうことも多いけど、そこは対等に考えていいところなんですよね。
多分、日本人は「もっとできる!」とか、「自分はもっと支払ってもらっていい、その資格はあるはずだ!」とか主張するのはとても苦手な国民だと思います。
みんな謙虚ですしね…

旅先は自分基準を養ういい練習になる

でも、何かの価値を自分軸の値段で決めるって
じつは旅先で楽しむためにもとっても大事なことだったりします。

旅でお土産買うとき、同じものなのに店や場所で値段違ったりすることって多いですよね? 特に海外。

たとえばエジプト。日本と違って、いまだにいろんな価格が交渉で決まる国です。タクシーひとつとっても、運転手と交渉。
お土産屋なんてすべて交渉。そうなると、自分はこのサービスやこのモノをいくらなら払えるかと考えなきゃならないので、毎回タフなんです。
チップっていう制度もそう。自分が気持ちいいと思ったり、プラスしたいって思ったら上げるっていう、すごく自分の基準が求められるもの。
(最近は、すでに決まった額や%を払うところも多いけれど)

決めといてくれよって思うこともたくさんあるけど、そこには自分がそのサービスやモノのいくら払いたいかっていう自主性が存在します。

自分が払ってもいいと思った額がそのものの値段

私は海外に行ったとき、よくお客さんに
「これってこの後も買えますか?」「これって◎◎のほうが安いですか?」
ってよく聞かれてました。

でもわからないんですよ、本当に! 
「買えますよ」なんて言っちゃって、もし万が一在庫切れとか、その店やってないとかなったら?
もしくは、何かあって予定の場所に行けなくなったりすることもあるかもしれない。
店が突然閉まる、閉店時間が早まる、交通機関が止まって動けなくなる、なんていうのは海外では当たり前にあり得る話です。

もしそうなって買えなかったら…?
そう、悲しきかな、全部私のせいになるんです…。

もちろん、1円でも安く買いたい、重いものは持ち歩きたくない気持ちもわかります。でも「絶対」はないから、答えられない。

何よりお土産や思い出の品が手に入らなかったっていう残念な気持ちをもってほしくないじゃないですか。

だから必ず言ってました。
「お土産は、その時の出会いだと思ってください。
有名なものでも、次のところに絶対あるっていう保障はありません。
そして特に値段。

同じものでも、隣の店ですっごい安く売ってたり、または高かったり…
びっくりするほど値段がまちまちだったりします。

基本、地方の観光地は高めです。
街中のほうが安い場合も多い。でも、産地はそこだったりする。
だから、その土地で買ったっていう経験と思い出も含めての値段だと思ってください!

それとですね。市場だと値段交渉が必要なところもあって、すっごく安く買える人とそうでない人がいます。
だから、自分が買ったあとに値段を知って、安くてもショックを受けないほうがいいです!

そのためにも、『自分はこれをこの値段で欲しいから買ったんだ』っていう、自分なりの価格設定、価値の基準を持ってみてください
自分がその値段でOKと思って買ったのだから、それだけの価値があるものです!
買ったらもう値段を見ないのがイチバンですけどね!(笑)」

値段によって価値を決めるんじゃなくて、自分で決める

今って、だいたいのモノの値段が決まってるから、その価格でモノの価値を判断してるところが多いですよね。

でも本当は、「自分がそのモノに、どれだけの価値を感じるか?」を考えるのが大切。まさに価値の交換です。

フリマアプリを考えてみたって、自分ではガラクタと思ってるものでも、お金を払ってでも買いたいという人もいます。

だから、自分が何にどれだけの価値を感じているか、それをお金というカタチで表しているんだっていうことを、いつも心に留めておくといいと思います。

日々、選択や決定ばっかり迫られるのも面倒だけど、時々は「これ安すぎるな!」とか「自分はこの価格出してもほしいな!」という機会を増やしていくと、自分で価値を決めることに慣れるかもなんて思います。

自分ならいくらでその仕事をやりたいか

仕事にはある程度どんなものも相場があります。
でもフリーになって、「見積りお願いできますか?」と言われてすごく迷いました。意外と、目安がわからない作業の見積もりをお願いされたりするのですよ。

それまで会社員で、自分の作業の単価がいくらなのかなんて考えたこともなかったから…

「あまりに高くて、いいですって言われても嫌だし‥」
「かといって、あまりに安すぎてもモチベーション上がらないし‥」

そこで大事になるのが、どのくらいの金額ならやりたいのかを自問自答して決めること。
やっぱりそうじゃないと納得して取り組めないからです。
時には、値段関係なくやりたいものもあるし、これじゃいやだと思えば値上げ交渉もします。

結局自分で決める。
疲れそうなイメージかもしれませんが、やってみると意外とそうでもなくて、自分が決めたって思うと結構納得できるものです。

もしその見積もりによって仕事がナシになったとしても、単純に縁がなかっただけ。

自分に必要なものは縁がつながるし、必要なければ繋がらない。
楽しく仕事をつづけるには、そんな天に任せるマインドも必要なんですよね。

今日もお読みいただきありがとうございました。

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