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コーチのテクニック〜2〜

こんにちは。

M.Y. trainingです。

今回はコーチのテクニック続編です。
前回は「幼稚園生、小学生以下(小1でも使える!?)の選手の注目を集める方法」について紹介しました。

今回は選手に成功体験を与える。やればできると言う気持ちにさせるテクニックを紹介しようと思います。

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これは、使っている人は使っている超基本的なテクニックです。(当たり前やろ!と思った方もいるはずです)
リフティングやコーンドリブルなど、なんでも良いですが、時間内に何回リフティングするとか、何秒でコーンドリブルできるか見たいなトレーニングをすることがありますよね。特に、低い年齢では多いと思います。その時、

テスト→トレーニング→テスト

この流れを組むとしましょう。コーチとしてはトレーニング効果が出て欲しいので、1回目の結果より2回目のテストの結果が良いものであって欲しいと思います。

ここで無理やり結果を出させよう


と言うわけですね。簡単に言うと、1回目で30秒間のリフティングだったら、(選手には30秒と言いながら)2回目は35秒にする。ストップウォッチを押すタイミングを少し遅らせる。このような方法です。別に厳密に何回リフティングができるかどうかは重要ではなく、選手がやる気になってくれること、サッカーに対するモチベーションを上げることを目的としているので、このようなテクニックは非常に効果的になると思います。

ただし注意が必要なポイントがいくつかあります。

1. コーチの調整がバレてはいけない。
例えば、2回目のテストで50秒くらいに設定し、明らかに長すぎることがあります。
2. テストの結果は自分で評価するタイプにする。

リフティングの回数など、評価は自分で行うからこそ変化をより実感できます。コーチが「さっきより良かったぞ!」と言うよりも、自分で成長を感じるほうが嬉しいですよね。

3. トレーニングで行うことはテスト都関係しているけど動きは違うものである。
テストが「バー当て」だとして、トレーニングもバー当てだったら上手くなるのは当たり前ですよね。そこで、リフティングのトレーニングをするとか、ドリブルのトレーニングをすることで2回目のテスト「バー当て」の結果が良くなれば、選手は「色々なトレーニングをした方が良いんだな!」という気持ちになると思います。

超基本的なテクニックですが、効果は大きいと思います。ぜひ使ってみてください。

***おわり***

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