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副腎疲労と低血糖⑦/精神療法終盤で立ち止まる

体調不良が悪化したのが二年前。
保険診療、自費診療、自費診療の精神療法とやってきた。

精神療法は終盤に差し掛かっている。
半年ほど経った。

アシスタントのセラピストさんが私の話を掘り出して、その次に先生がグサグサ刺していく…ということだったけれど
わたしは特に核心をつけなかった。

出される課題はいつもできなかった。
「今まで散々やってきたのに?」とアシスタントさんに呆れられる。
出来なくても次の課題に進む。

◆◆◆

抑圧され、人の目を気にして生きてきた私は
わかっていると思っていた自分のことが全く分かかっていなかったし、分からなくなった。

「答えを僕が言うことは簡単。自分できづかなきゃだめ」
そういわれた。
私もそうなのだろうと思う。

「次は目標設定」というところで私は躓いた。

わからないまま目標設定していいのか。
そもそもできるのか。

納得することができなくて、今はスケジュールを保留にした。

色々な人の手を借りていい、探ってみなさいと、先生が言った。


夏休みになった。
実家に帰る予定がある。
そこが近づいたからか、鬱のようなパニックのようなものが強くなった。

長期滞在の準備ができなかった。体が起き上がらない。
キネシオロジーに行き、少し楽になった気がしたけれど、まだ根強く胸に居座る不安感。

でもとりあえず何とか実家に帰ることができた。

友達2人に会い、色々な気づきがあった。

昔のことを親とひたすら話す時間があった。
それは解決にならないのだと分かっていたけど、それでもただ伝えた。

母は私の話を聞いていなかった。
返ってくる答えが、母親の立場にすり替わってる。不思議で面白いほど、私のことを見ていなかった。

なのに、私がこう話すことへの苛立ちはあったよう。母は話を聞くと言いながら不満をあらわにした。妹に私の愚痴を言っていた。

この期に及んで私はほんの母に期待していたことを知る。傷付いて、諦めることができた。

私とは母は一生歩み寄ることはできない。
でもそれでいい。