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入院生活していた時に書いていたメモが時折私の人生において大切なものを教えてくれる✍️


小さい頃(小学生)以来、久しぶりに入院することになった時のエピソード。現在は退院済だが、夜泣きながら書いていたであろう当時のメモが部屋を掃除していた時に見つかった。読んでみると結構私にとって人生で大切だと思う言葉がいっぱいあったのでここにも記しておこうと思う。
入院理由は鬱。休職後、早く仕事に復職したいのに出来ない焦りと仕事復帰を嫌がり拒絶反応を起こす身体からの猛烈な吐き気と嘔吐、頭痛。夜は一層不安が襲いかかり、夜泣き状態だったらしい。(自分でも覚えていないのである)

入院用のベットで、1人。不安で眠れなかったのだろう。現に私はメモを取っていたことすら忘れていた。一瞬、そのメモを見るのを躊躇ったが、そのメモに書いていた言葉はマイナスな言葉ではなく、日々への感謝と、何故か応援してくれるような暖かい言葉たちだった。


○月○日 AM0:00

・ご飯を食べられる幸せを噛み締めて、味わいながらゆっくり食べましょう
・人にありがとうと伝えることは大切です。何事も誰かの支えがあって生きています。看護師さん、家族、そして当時の彼氏(現旦那)など、私を支えてくれた人たくさんいました。今でも支えてもらっています。色んな人が自分を大切にしてくれてます。
・シャワーって気持ちいいものです。気分までスッキリします。鬱になってお風呂が億劫になりましたが、シャワーならできるかもしれません。清潔な服に身を包まれると心も少しだけ爽やかな気持ちになれます。
・身近にあるゴミを捨ててみましょう、綺麗になると気持ちいいです。自分で片付けできない時、片付けてくれる人に感謝です。
・テレビのイヤホンジャックは丸形です。四角しか持っていないので、買わなきゃならない、そんなここともあります。ないものは無い。
・iPhone充電器はコードが長ければ長いほど良きです。ベットまでコードが届かないので。文明の利器を活用しましょう。
・テレビカードは返金できるそうです。ただテレビカードは一度設定すると時間経つまで取り出せないので困りものです。焦らない、焦らない。
・寝込んでいてご飯が食べれそうになかった日から座ってご飯を食べられるようになった日、配膳係の方が〇〇さんのお食事です。どうぞと言って渡してくださった時、ありがとうが言えた。毎日の食事一つ一つへの「いただきます」という挨拶を大事に。
・煮物がとても美味しかったです。家に帰れたらみんなにつくってあげましょう。汁物は心を暖かくします。生姜やネギも少し入れてあげてね。
・栄養バランスを考えた献立を勉強しましょう。
誰かを思って作るご飯は美味しいです。栄養士さん尊敬しています。献立ってワクワクします。
・腹は八分目まで、無理して食べすぎないように。何事も無理は禁物ですからね。
・お魚、お野菜を取り、味付けは薄めにし、消化に良いものを食べましょう
・目の前の治療を1番大切に。先のことを今考えてもどうにもなりません。
・寝すぎは禁物です。電気を消して早寝早起きしましょう。消灯は9時半。
・人を羨ましがってもどうにもなりません。適度に諦めましょう。
・活用できる支援は調べましょう。高額医療費制度とか今は色々ありますからね。
・夜食はあんまり身体に良くありません。胃にもたれます。年々胃が衰えていくのですから優しく丁重に扱いましょう。
・点滴すると汗かきます。毎回シャワーに入れない時、代用の汗拭きシート大活躍。
・気を遣いすぎないように。症状を我慢して伝えるのが不安な時があるよね。でも酷くなる前に勇気をもってナースコールしましょう。鬱になってから人と話すのが不安だよね。でも一言話すと変わるかもしれないよ。
・夜寝れなきゃ昼寝てみましょう。無理に頑張ってもダメな時はダメだから。


思い返してみて、今果たして上記のことが出来ているだろうか。
辛い時にいた自分から、今の自分への幸せにするヒントを与えてくれるメッセージ。
退院後、復職叶わず退職となったが、今もう一度
自分を見つめ直す良いチャンスなのかもしれない。

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