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自分軸を、自尊心を、ふくよかに財産として育てていく。

自分軸が以前より育ってきたな、と夫が出張でいなくなるたびに気がつきます。

以前は夫が1週間もいないと、がらんとした家にひとりでいるということが、耐え難い孤独のように感じてしまっていました。

幼少期に獲得してしまった、

私は誰からも愛されていない、

が、再燃してしまうという感じだったのでしょうか。

1人でいることに漠然とした心もとなさを感じていました。

健全な心の状態であれば多少は寂しくても、普段できない1人暮らしを楽しもう!(今はほぼこっちです(笑))と意欲的に1人時間を楽しむでしょう。

が、自分軸が弱く、細いので、ちょっとした環境の変化で不安になりやすいのが、かつての私でした。

が、コツコツと日々トラウマを癒し、自分自身との対話、瞑想やワーク、またそもそも物理的に身体に筋肉が無さすぎると不安になりやすい、も感じたので、ウォーキングや筋トレを生活に取り入れていくうち、少しずつ自分軸がふくよかに育っていった、という感覚があります。

物理的に実際体重が増える、身体がふくよかになるにつれて、ふてぶてしくなる?というか、身体が細かったときより不安になりにくい、というのも感じます。


ですが、夏に夫から当初は会社が忙しくなるからスケジュールを空けておいてとの言葉から、自分の予定をガラ空きにして備えていたにも関わらず、社員が増えて、あなたはいらない、となったことで、また、私の自尊心が落ちかけそうになっていました。

その頃、他の場所でも私にとってネガティブなことが起こり、ダブルパンチで私の自尊心、自分軸が危うくなり、体調を崩し、泣きっ面に蜂のような日々がありました。

が、そのような炙り出しの出来事があったおかげで、夫の会社、〇〇の場所、などのように自分をすべてあけ渡していたこと、依存傾向にあり、私の自分軸が脆弱だった、と気づかされる良いきっかけになりました。

今は、夫に仕事を頼まれても以前のように2つ返事で自分をあけ渡さず、私の予定はなるべく貫くよう努めるようになりました。


それでもどう考えても、状況的に私が入る方がいい、と思えるときは自分の予定を変更して会社の仕事を優先しますが、かなり抵抗してから入るので、以前のような流れではない、自分軸が私の中に育ってきている、を感じています。


また、そのようなネガティブな体験があったおかげで、私のように、傷を抱えて生きてきた人の傷を癒していくことはできる、それを絶望からの光として、希望として受け取ってもらい、そのお手伝いをしていきたい、は何としても、私の仕事として、周りに影響されることなく死守していこうという覚悟が決まったと感じます。


ネガティブな体験は、自分の脆弱な部分、自分をもっとよくしていくためのサインとして現れている、と感じます。


小さな頃、心が傷ついたからこそ、それを何とかしたい!!と膨大な人生の時間とエネルギーを費やしてきました。


家族システムとは何か?
世代感連鎖はどうして起こるのか?
傷ついた子どものまま大人になってしまった人の心の内面はどういうものなのか?
日本特有の心の病はどういうものか?
海外と比べ、日本ではなぜセラピーがここまで遅れてしまうのか?
トラウマケアには何があり、何が有効か?

などなどを学び、体感し、自分のものとして血となり肉としてきたことは、今となっては私の財産だ、と感じています。

かつての私のように絶望の淵にいる人に、

明けない夜はない、

を手渡ししたい、と日々発信させていただいています。

お読みいただきありがとうございます。

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